3日目、出雲街道旭湖付近 |
姫路から北上し、西粟倉温泉>倉吉 関金温泉>岡山 建部八幡温泉へ3泊のツーリングをしてきました。初の2日間はなまった身体の付けが回り、結構大変な山旅でした。
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前日の日曜日、午前中は小雨との予報ですが、無事駅まで行って輪行のパキングをしましたが、思わぬトラブル、前輪がはずせない。かなりあせりました。ブレーキ調整時に遊びを少なくしたばっかりに、ブレーキがはずせないことに気づくのに10分も余分な時間がかかりました。
その日は、姫路の河原君の家に1泊。 明日の行程を登りの少ないR373の佐用経由あわくら温泉と決めました。 ところがです???
9月14日晴天
今朝はまさしく3週間ぶりの快晴です。姫路からの印旛街道は稲穂の輝く広い秋の道です。中国道に出て西に進み、佐用に行くつもりが、R29山崎経由の道を進んでしまいました。河原君の庭先のようなところですので、予定の地図ではない道揖保川沿いを走っていました。一宮の伊和神社で弁当を食べ、 清めの冷たい水に感激して、奮発して100円も賽銭をあげ、旅の無事を祈願して、道の駅で買った梨を食べながら、道は、チョットおかしいと思ったのですが。
次の道の駅波賀で、バイクのお兄さんと話をしていると、敬遠すべきR429難関コースを進んでいることに気がつきました。この道R29は斉木から西にR429を進み、2つのH500m級の峠を越えて東粟倉に行くことになり、40kmの急な山道になるそうです。
バイクのお兄さんのい言うには自転車では無理という感じ。
いまさら、山崎に帰って佐用に行くには大変です。そんなわけでR429難関コースにチャレンジすることに泣く泣く決定。 いまからだと到着は7時過ぎになる見込み。
R29を斉木R429へルート。 |
鳥ヶ乢峠中腹からの眺望 |
ようやく到着の志引峠5時半ごろ |
からトンネルがあって、ルートラボの標高よりずっと少ないのぼりですが、この志引峠はトンネルなどありません。
そんなわけで車もほとんど見かけませんね。
志引峠のはH450m/8%勾配の細い山道、ひたすら押して一時間も登ってやっと峠に。
ここからは岡山県。あとは下り一方で粟倉温泉へ??と思いきや、下った先が東粟倉で、粟倉温泉まではさらに山越えをするか、R429でおおはら(美作)まで一旦下ってさらに10km登りで温泉に行くか?
もはや6時を過ぎている。三角形の一片と思われる近道山越えを選択。GoogleMapを見て進むが、網の目のようにある農道がGPSの誤差のため目的の道路に案内できない。
あたりはもう真っ暗、おまけに山地の農道で、同じ道を2回も100m近くを登ったり降りたり,完全にワンデリング状態です。河原君はGoogleMapがなぜといぶかるけれど、私はNZで広いぶどう畑に紛れ込んで出れなくなった経験が思い出されてきました。
結局、美作まで下ることにしました。おおはら(美作)まで下ると、心配して温泉から電話、あと8kmほどですといったものの、真っ暗な国道をひたすら登り時々足がつってきます。
8時過ぎにようやく国民宿舎西あわくら温泉に到着です。 こんな遅くまで、必死に走ったことは初めてです。急がば回れのショートカット道はあとで地図を調べるとH520mの登りで第3の峠ということになり、行かないで本当によかったです。
遅く着いて、恐縮する我々に従業員の皆なさんとっても親切です。温泉よりもとりあえず食事。広い食堂にはもう一組の4人組ビジネス客が、酔っ払って大声でおしゃべり。なんで彼らの傍に席をもうけるのか?思わず「ヤカマシー」と叫びたくなりましたが、我慢我慢です。
9月15日 晴のち曇り
あわくら温泉駅は無人駅で、プラットホームに上がって、パッキングしました。ここはJRでなく第三セクターの智頭線ですので、自転車をたたまないでも乗れるかも?
乗り換えの智頭駅は古い街道筋にあってなんだか情緒あるの山村町です。降りてみたい気はあったのですが、さらに先の用瀬までJRを乗ぎました。 無人駅で出口の切符回収箱に480円をほりこんで置きました。
初めて知ったのですが、用瀬(もちがせ)ここは流し雛で有名なところだとのこと。3月には観光客でいっぱいになりそうです。
駅前の看板はすごく立派 |
佐知川にある流し雛の看板 いまやこんな小さな女の子不足でお雛祭りもなかなか。 |
早い川の流れで、流し雛など悠長なことはとは思うけど。
ちなみに、地図ではカヌー公園などと書かれています。
「里の子の晴着の袖や、雛ながし」 晴郎
|
これからはずっと山道でコンビになどないはず。
今日は佐知川沿いのR482を辰巳峠、恩原高原、人形峠を越えてR179に出て、倉吉周りで、関金温泉です。75kmあまりですが、H790mの辰巳峠とH720mの人形峠があります。
途中のふるさと歴史館 |
この佐治谷七里は歴史館や、ダチョウの牧場、紙すきなどいろいろあるらしいがあまり気がつかないです。
弥為気地蔵(やる気)の近くのバス停小屋で昼飯。食後は水も滴る20世紀梨100円/個を食べて、
少し登ると佐治川ダムがあって、東屋にドロ-ン飛行のチームがいました。
佐治川ダム |
聞くと、このドローンは1台600万円で、地形測量をして役所の道路管理部門にプレゼンするのだそうです。いまさら測量ですか?と聞くと、山岳道路は定期測量をして、補修する必要があり、従来の人的測量にとって変わるものだそうです。 イヤー勉強になりました。
エッチラオッチラ、辰巳峠H790mを越えると、恩原高原にでます。少し奥にはスキー場も見えます。湖を一周するとすばらしい景色です。付近の施設は寂れていて、冬のスキー客で盛況なのでしょうか?
恩原湖は下流にダムのある人工湖です。 |
ここから少し下って、
いよいよ人形峠H720mへ登りです。
R482は平作原からR179に突如名前が変わるのですが、登っていくと、わき道に人形峠、アトム館などと表示が出ています。この道の下に国道の長いトンネルがあって、峠など登らなくて行けるようです。
でもこの道は鏡のように舗装されていて旧道にしてはと何で?と思いながら登っていくと、 アトム館の名につられ急な道を自転車を押してあえぎながら上がって行くと、原子力公社,動燃の大きなPR館があって、アトムは漫画のアトムでないことにやっときずいた訳です。せっかくですが、見学など時間がないのでパスです。
ここは、ウラン鉱を掘り出していたところで、名前は覚えています。今は海外輸入でしょうね。
人形峠
さて、Wikipediaを見ると恐ろしいことが書いてあります。掘り出したウラン残土が放置され問題になり、一部がレンガなどに加工されて一般に売り出されて、歩道の敷石になったりしているそうです。
さらに、ここのウラン鉱山は有事のために生態保存されているそうです。原発反対です。
この峠の下り坂は複雑な七曲で下るのも大変で、20分ぐらいかかって、国道でました。
行程は北へR179を倉吉経由で関金温泉まで25kmぐらいです。
倉吉に出ると、パークスクエアとか大岳院とか大社湯などいろいろあるようですが、時間がないのでパスパス。自転車旅行はこの点が欠点かも。また行くなんて無理無理。
ただひとつ、白壁土蔵群とかありましたので、ちょっとよってみました。
興味のある人は看板を読んで!
河原君は土蔵群より果物店の梨のほうが興味あり。
とっても安いです。100円/個です。お土産に持って帰りたいけど、自転車ではとても無理。
20世紀は切っているとポタポタ水が滴りおちて!ウメー
ところで、倉吉の歴史的背景をご存知か?
関ヶ原で西軍についた南条元忠が改易されて、徳川領になり何度も領主が変わり最後は天領なったそうです。それで今日の美しい城下町が形成されたそうです。
打吹城跡は打吹公園の中にあるとのこと。時間がなかったので、ここをパスしたのは歴史の好きな私としては、おしいことをしました。
白壁土蔵群で余分な時間を食ったせいで、関金には7時過ぎになりそうです。昨日と同じくすっかり暗くなりヘッドライトをつけて走りました。秋のツーリングはライトが欠かせませんね。
目的グリースコーム関金は国道から少し上がった温泉街の一番上の丘にありました。
今日も遅いので、先に夕食からです。料理はこんな感じ。上々であるぞ!
温泉もたっぷりだったけど、掛け流しほど湯量はなさそうですが、有数のラジュウム温泉だそうです。たぶん人形峠のウランの影響ですかね。
毎日入るとあそこの毛が薄くなるとか。ウッソー
9月16日 曇りのち雨
昨夜の気象情報は朝から雨という感じでしたが何とか午前中は降られずにいけそうです。本降りになったら予定を切り上げて、勝山から電車に乗るつもりです。とりあえず勝山まで行ってどうするか考えることにしました。
関金温泉を出ると新道のR313はずっと登り15kmほどで道の駅犬狭峠があります。
(旧道は伯耆街道で景勝道路で蒜山方面行き)
さらに登りがあって、最後は1.2kmのトンネルをこえると、旧道との交差点にでます。
道は左の旭川に沿って湯原温泉方面に進みます。
旭川は結構な水量で白波をたてて流れています。
ここからは湯原温泉、足温泉とひなびた温泉群が続きます。この辺に宿を取ると良いでしょうね。
できれば、湯原温泉から西にある湯原湖に寄り道すればきっとすばらしかったと思いますが、12時までに勝山まで到着したかったのでパスしました。
心配した雨もまだで、11時には勝山に到着。
ここでは期待していた旧道沿いの暖簾街を散策。素敵な暖簾が格町屋にかけてあります。
この家は数少ない「うだつ」のある屋根です。うだつって何でしょう??
じつは、畑帰りかと思う写真のお百姓さんが、私を呼び止めて説明しだしましたが、何のことが、よくわからないのでフムフムと相槌を打っていましたが、屋根の上に乗っている瓦塀のことで、延焼を食い止める効果があるのだそうです。
次々通る観光の皆さんを引き止めて説明をしたがるこのおじさんを皆さんに紹介してあげると、たちまちおうぜいの人たちが集まってきました。
このおじさん、得意そうに説明しだしましたが、それらしい格好をしていないおじさん皆が敬遠して通るのでかわいそうだったんです。
近くの蕎麦屋で十割蕎麦をいただきましたが、そういえば道々に蕎麦畑がありました。
通はざる蕎麦、実はよくわかりません。たしかにそばの腰ざわりは違いがわかりますが、ざる蕎麦の簡素な味よりも、天ぷらそばの様なトッピングそばの方が良いよ。
NHKの正平君などはカレーそば注文していたんですが、これはチョッとね。
この店は、カレーそばなどありませんぜ。
勝山に来て、雨が本格的であれば、ここから姫新線で帰ることも考えていたのですが、予定どうり旭川を下ってなつかしの落合に行きさらに、建部温泉に行くことにしました。
もっとも、建部温泉は昨夜キャンセルしたので再度お願いするとOKのこと。
ただし、5時までに来てくれなとレストランが閉まるとのことです。
旭川を下て落合のICをくぐると
70年前戦時中に疎開していた落合の町にでます。
写真の旅館は祖母の親類いあたる旅館で当時も開いていたのです。
子供のころお使いに行って、台所の数人の女中さんに笑われた記憶が今でもあります。 確かお花見の段取りの連絡だったと思いますよ。
当時、祖母と母、2人姉妹、私で2年間すんでいたキリスト教会。
前の石段に座って歌を歌っていた記憶もあります。右隣が木造の大きな病院で、同い年の女の子と蝉取りをした記憶もあります。(今はでっかいコンクリートの病院群で面影もなし)
お花見に行った記憶もあって、旅館のなべやの娘達が引き出しつきのお重を持って行ってた記憶もあります。食べさせてもらった記憶は残念ながらありませんね。
落合を過ぎると広い旭川の横を走るR30をいきますが、とうとう雨が降り出しました。両脇を山に囲われたさびしい道ですが、だんだん川緩やかになり、ダム湖の形を示すようになりました。
旭湖です。地図では下流のダムまで15kmもあるダム湖です。
旭川第一ダムです。
ダムの関の開閉用のウインチ等が堤防にならび、元機械屋の私にとっては教科書のような機器が並んでいます。特に軸の締結のコターは印象的です。
ダムの事務所の前にダムカードを配布するとの掲示がありました。
いったいダムカードとはナンジャイ?
中に入ると若いお兄さんが丁寧に説明してくれました。要するにダムの訪問記念にカードをくれるそうです。岡山だけでなく全国のダムだそうです。初めてです。北海道ではたくさんダムに寄ったけど、そんな掲示はありませんでした。
それではこれから必ず行ったら要求してみよう。
今日の泊りは、建部八幡温泉郷という市営の日帰り温泉です。川向こうのJR福渡から橋を渡った旭川の対岸にあります。
温泉は掛け流しで露天風呂にサウナもあり最高の贅沢温泉ですが、宿泊は2部屋しかありません。
おまけに食堂は5時半でおしまい。
湯殿でおじさん達が宣伝をしないで、いつまでも町中の秘境であれば良いといっています。
何で2部屋しかないのか?
町にも古びた旅館が一軒あるだけ。思うに、上流にはたくさん温泉があるので泊り客は町中の建部には泊まらないとのこと。
でも料理はかくのごとく豪華でおいしいです。
夜半からまた雨がふりだし、予定では岡山の水攻め備前高松城跡をみたり後楽園なども思っていましたが、あきらめてJR福渡発9時48分の快速岡山行きに乗ってそれぞれ帰途に着きました。
反省点:現場でのショートカットルートは絶対注意です。おもぬ峠になって時間を浪費します。
参考
1.国民宿舎あわくら荘 西あわくら 6200円 B 温泉は良い
2.グリースコーム関金 倉吉関金町 8200円 A’ 料理よし。
3.建部八幡温泉郷 JR建部/福渡8400円 A 3月にできたところ。
いよいよ人形峠H720mへ登りです。
R482は平作原からR179に突如名前が変わるのですが、登っていくと、わき道に人形峠、アトム館などと表示が出ています。この道の下に国道の長いトンネルがあって、峠など登らなくて行けるようです。
でもこの道は鏡のように舗装されていて旧道にしてはと何で?と思いながら登っていくと、 アトム館の名につられ急な道を自転車を押してあえぎながら上がって行くと、原子力公社,動燃の大きなPR館があって、アトムは漫画のアトムでないことにやっときずいた訳です。せっかくですが、見学など時間がないのでパスです。
ウラン鉱床発見の碑 |
人形峠
さて、Wikipediaを見ると恐ろしいことが書いてあります。掘り出したウラン残土が放置され問題になり、一部がレンガなどに加工されて一般に売り出されて、歩道の敷石になったりしているそうです。
さらに、ここのウラン鉱山は有事のために生態保存されているそうです。原発反対です。
この峠の下り坂は複雑な七曲で下るのも大変で、20分ぐらいかかって、国道でました。
行程は北へR179を倉吉経由で関金温泉まで25kmぐらいです。
倉吉に出ると、パークスクエアとか大岳院とか大社湯などいろいろあるようですが、時間がないのでパスパス。自転車旅行はこの点が欠点かも。また行くなんて無理無理。
ただひとつ、白壁土蔵群とかありましたので、ちょっとよってみました。
興味のある人は看板を読んで!
河原君は土蔵群より果物店の梨のほうが興味あり。
とっても安いです。100円/個です。お土産に持って帰りたいけど、自転車ではとても無理。
20世紀は切っているとポタポタ水が滴りおちて!ウメー
ところで、倉吉の歴史的背景をご存知か?
関ヶ原で西軍についた南条元忠が改易されて、徳川領になり何度も領主が変わり最後は天領なったそうです。それで今日の美しい城下町が形成されたそうです。
打吹城跡は打吹公園の中にあるとのこと。時間がなかったので、ここをパスしたのは歴史の好きな私としては、おしいことをしました。
白壁土蔵群で余分な時間を食ったせいで、関金には7時過ぎになりそうです。昨日と同じくすっかり暗くなりヘッドライトをつけて走りました。秋のツーリングはライトが欠かせませんね。
目的グリースコーム関金は国道から少し上がった温泉街の一番上の丘にありました。
今日も遅いので、先に夕食からです。料理はこんな感じ。上々であるぞ!
温泉もたっぷりだったけど、掛け流しほど湯量はなさそうですが、有数のラジュウム温泉だそうです。たぶん人形峠のウランの影響ですかね。
毎日入るとあそこの毛が薄くなるとか。ウッソー
9月16日 曇りのち雨
昨夜の気象情報は朝から雨という感じでしたが何とか午前中は降られずにいけそうです。本降りになったら予定を切り上げて、勝山から電車に乗るつもりです。とりあえず勝山まで行ってどうするか考えることにしました。
倉吉の西、関金温泉は盆地で400mの丘に囲まれています。。 |
(旧道は伯耆街道で景勝道路で蒜山方面行き)
さらに登りがあって、最後は1.2kmのトンネルをこえると、旧道との交差点にでます。
道は左の旭川に沿って湯原温泉方面に進みます。
旭川は結構な水量で白波をたてて流れています。
ここからは湯原温泉、足温泉とひなびた温泉群が続きます。この辺に宿を取ると良いでしょうね。
できれば、湯原温泉から西にある湯原湖に寄り道すればきっとすばらしかったと思いますが、12時までに勝山まで到着したかったのでパスしました。
心配した雨もまだで、11時には勝山に到着。
ここでは期待していた旧道沿いの暖簾街を散策。素敵な暖簾が格町屋にかけてあります。
この自転車暖簾もう一工夫ほしい。 |
この家は数少ない「うだつ」のある屋根です。うだつって何でしょう??
じつは、畑帰りかと思う写真のお百姓さんが、私を呼び止めて説明しだしましたが、何のことが、よくわからないのでフムフムと相槌を打っていましたが、屋根の上に乗っている瓦塀のことで、延焼を食い止める効果があるのだそうです。
次々通る観光の皆さんを引き止めて説明をしたがるこのおじさんを皆さんに紹介してあげると、たちまちおうぜいの人たちが集まってきました。
このおじさん、得意そうに説明しだしましたが、それらしい格好をしていないおじさん皆が敬遠して通るのでかわいそうだったんです。
近くの蕎麦屋で十割蕎麦をいただきましたが、そういえば道々に蕎麦畑がありました。
通はざる蕎麦、実はよくわかりません。たしかにそばの腰ざわりは違いがわかりますが、ざる蕎麦の簡素な味よりも、天ぷらそばの様なトッピングそばの方が良いよ。
NHKの正平君などはカレーそば注文していたんですが、これはチョッとね。
この店は、カレーそばなどありませんぜ。
勝山に来て、雨が本格的であれば、ここから姫新線で帰ることも考えていたのですが、予定どうり旭川を下ってなつかしの落合に行きさらに、建部温泉に行くことにしました。
もっとも、建部温泉は昨夜キャンセルしたので再度お願いするとOKのこと。
ただし、5時までに来てくれなとレストランが閉まるとのことです。
真庭市の旭川土手に咲く彼岸花 |
三才の時に疎開していた落合町 |
70年前戦時中に疎開していた落合の町にでます。
写真の旅館は祖母の親類いあたる旅館で当時も開いていたのです。
子供のころお使いに行って、台所の数人の女中さんに笑われた記憶が今でもあります。 確かお花見の段取りの連絡だったと思いますよ。
前の石段に座って歌を歌っていた記憶もあります。右隣が木造の大きな病院で、同い年の女の子と蝉取りをした記憶もあります。(今はでっかいコンクリートの病院群で面影もなし)
お花見に行った記憶もあって、旅館のなべやの娘達が引き出しつきのお重を持って行ってた記憶もあります。食べさせてもらった記憶は残念ながらありませんね。
落合醍醐の桜
後醍醐天皇が隠岐遷幸の際、
立寄られ賞賛されたと言われる
推定1000年の大桜。
実は落合から17kmあるので、実際どうして行ったのかわかりません。自動車などなかったはずです。
近くの土手での花見だったかも。
近くの土手での花見だったかも。
落合を過ぎると広い旭川の横を走るR30をいきますが、とうとう雨が降り出しました。両脇を山に囲われたさびしい道ですが、だんだん川緩やかになり、ダム湖の形を示すようになりました。
旭湖です。地図では下流のダムまで15kmもあるダム湖です。
ダムの関の開閉用のウインチ等が堤防にならび、元機械屋の私にとっては教科書のような機器が並んでいます。特に軸の締結のコターは印象的です。
ダムカード |
ダムの事務所の前にダムカードを配布するとの掲示がありました。
いったいダムカードとはナンジャイ?
中に入ると若いお兄さんが丁寧に説明してくれました。要するにダムの訪問記念にカードをくれるそうです。岡山だけでなく全国のダムだそうです。初めてです。北海道ではたくさんダムに寄ったけど、そんな掲示はありませんでした。
それではこれから必ず行ったら要求してみよう。
第二ダムの上は湖水面に木がまだ育ってます。 |
今日の泊りは、建部八幡温泉郷という市営の日帰り温泉です。川向こうのJR福渡から橋を渡った旭川の対岸にあります。
温泉は掛け流しで露天風呂にサウナもあり最高の贅沢温泉ですが、宿泊は2部屋しかありません。
おまけに食堂は5時半でおしまい。
湯殿でおじさん達が宣伝をしないで、いつまでも町中の秘境であれば良いといっています。
何で2部屋しかないのか?
町にも古びた旅館が一軒あるだけ。思うに、上流にはたくさん温泉があるので泊り客は町中の建部には泊まらないとのこと。
でも料理はかくのごとく豪華でおいしいです。
9月17日 雨
夜半からまた雨がふりだし、予定では岡山の水攻め備前高松城跡をみたり後楽園なども思っていましたが、あきらめてJR福渡発9時48分の快速岡山行きに乗ってそれぞれ帰途に着きました。
反省点:現場でのショートカットルートは絶対注意です。おもぬ峠になって時間を浪費します。
参考
1.国民宿舎あわくら荘 西あわくら 6200円 B 温泉は良い
2.グリースコーム関金 倉吉関金町 8200円 A’ 料理よし。
3.建部八幡温泉郷 JR建部/福渡8400円 A 3月にできたところ。
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