チェンマイからバンコック2017/2

  寒い日本の冬をのがれて、今年はタイに行くことにしました。北のチェンマイからスコタイを経由カンチャナブリーへの自転車の旅です。
 タイは仏教国、多くの金色に輝く仏様や寺院に、お寺巡りのような感じになります。自転車で行くのだから農村の風景や地元の人たちの交流などを楽しみに道を選んで出発です。
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2月1日

 関空をAM11時に立つと15時45バンコックに到着、1時間後に出るチェンマイ行きの国内便のゲートに向かって歩きながら、入管手続きをどこでするのかな? 今までの空港とは違う。歩き歩いてチェンマイ行きのゲートの前にありました。入管は行き先ごとのフィンガーにあるのでしょう。
19時にはチェンマイ到着ですが、意外と小さな空港で、税関の出口を絞ってあって大勢の乗客のために、通過に1時間もかかりました。
 到着ロビーに出て、心配していたSIM売り場を探しました。2Gで600Bhです。私のスマホはSIMのセットが難しくて途中でギブアップされるかと、はらはらしましたが何度もやり直してくれてやっとOKになりました。さすがタイおっちゃんは親切です。 
 ホテルまでは自転車の積めるワゴンタクシーの女性のドライバーは、良心的かつ親切です。他の2人組のとシヤーで300Bh(900円)にしてくれました。ガイドブックには、ぼられないようにとの注意書きがありますが一安心です。
ホテルに着いてからの夕食は、もう時間も遅いので、近くの中華屋ですましました。タイで中華とはこれいかに?

2月2日

 ホテルは一泊1200Bh(3600円)の中級ホテルで、一階にはオープン形式の朝食レストランがついています。気楽な感じで朝食メニューもあります。西洋人の客も4,5人です。

 今日は自転車でなく、チェンマイの寺院めくりでVELTRAVに日本語ガイド付きのツワーを予約しておきました。9時過ぎ厚化粧のタイのガイドさんが迎えに来てくれました。
 我々二人だけとのこと。チョット拍子抜けです。
旧市街のお寺を回りましたが、どこに行っても金ピカに輝く仏様ときらびやかな寺院。彼女がいろいろ説明してくれますが、12世紀以降の王朝勃興の説明が主で、信仰心のない我々にはどうも興味が持てません。なるほど日本人客の少ない理由はこれだと思いました。山田長政から先の大戦までのタイと日本とのつかず離れずの関係は以外とおもしろいので、この辺をガイドさんの説明に織り込むと、グッと人気が出ると思いますが。昼食時のカラオケの歌唱サービスより良いのではと思います。ツワー会社さん参考になさってくださいませ。

金箔を買って貼り付ける
これで寄進の一部になります。
でも河原君はちゃんと拝みます。
 沢山の金ピカ寺院から解放されて、昼食はホテルのバッフェ形式です。昼からの民芸工場見学らしいですが、パスすることにしました。2時過ぎにホテルに帰ってきました。
多少はタイの上座仏教を云うならば、輪廻転生を信じて、功徳すなわち沢山寄進をして、来世ではもっと良い身分に生まれることを祈願するのですが、私は来世より、現世の後期高齢者の自転車旅を選択しますね。したがって健康を10Bhニッケルでお祈りしています。
 夕食まで自転車で再度、寺院散策と出かけたいのですが、どこに行っても交通ラッシュ、一方通行が多く、直進、右折、左折は信号が別々で待ち時間がやたら長いです。さらに交差点に歩行者横断ゾーンがなく、車の洪水中に身を投げ入れて修行するしかありません。かなり怖いです。数キロ行ってあきらめて帰ってきました。
 夕食はTripAdvicerを頼りに出かけてみました。途中公園様な広場で、お店がぎっしりならんでいる広場にでくわしました。
お土産や、Tシャツ、Gパン数百の店が所せましと広げています。その中で赤ん坊の腕ほどある実物大の木のH棒にはびっくり。売り子のおばちゃんも嬉しそうです。
私はここで腕輪を3っ買いました。
一つは我が家の猫タマちゃんの首輪にしますね。
レストランは一番混でいるお店を選ぶのが常識
 さて、夕食は何ににする。海鮮がうまそう。一番客の入っているレストランを選んで、おじさん薦めで、大きな蟹にしました。調理の仕方は、近くのテーブルのカップルに聞いて、黒こしょう炒めです。
手と顔をべたべたにして。
うまかったです。

2月3日 チェンマイAからBのラムプーンへ


 いよいよ南のバンコックに向けての自転車の旅の出発です。
初日は、チェンマイ県の南、ラムプーンまでわずか28kです。計画では、チェンマイで見落としたお寺などに寄ってのんびり行く予定だったのですが、昨日の市内交通のラッシュに恐れをなして、早々に出発しました。郊外に出る道は意外と静かで古い泰式の民家など見ながら旧道らしき道を走ります。しばらくすると、ランプーンまでは泰鉄にそった並木道を走ることになります。

懐かしいタブレットの準備
列車は急行らしい。タブレットをとって通過です。
 二月のタイ北部は真昼の気温は30℃を越えるのですが、空気は意外と冷たく心地よいツーリングです。汗などほとんどかくことがなく快適です。お昼になって道端にある食堂(カフェテリヤ)で、表にある大きな看板の料理をカメラで写してきて注文です。基本的は豚や鶏肉の煮付に麺あるいは、ご飯を添えた料理です。いつも河原君とはお互いに別々の物を注文するのですが、結果として同じ物で、かつ予想とは違う料理がでてきます。でも100%正解ですね。



自転車道路の標示も時々見かけます。

 線路沿いの並木を気持ちよく走っていると、鉄道はラムプーンの駅を越て左に大きくカーブしていきます。再度スマホで検索して、崩れかけた仏塔や古い民家のある田舎道を進んで、埃っぽく広い国道に出るとEasyHotelと名のあるビジネスホテルに到着。
町外れですが、新築らしく気持ちのいいホテルのです。一休みして、町の様子見に出かけました。橋を渡って銀行らしき建物の前にATMが数台あります。河原君が新生銀行のカードでバーツを恐る恐る引き出しを試みました。なんと日本語のメニューもある。すっかり安心して2万円を引き出します。沢山の千Bh札がでてきました。
えらい儲かったなどと彼は云うのですが、2万円でなく2万Bhだったのです。日本円で6万6千円を両替したことになります。さらに、手数料10%ですので儲かるどころではなくかなりな損です。空港では4%ぐらいだったかも。田舎町での両替は結構不便です。チェンマイ空港である程度換えておくべきだと反省しきり。
 さて日も高いので、次のラムパーンから汽車に乗るので、泰鉄の予約切符買いに、駅に行くことしました。意外と簡単です、パスポートはいります。ベトナムではいろいろ聞かれて
苦労したのですが。

 帰り道、村の中のをとおると賑やかなお祭りの準備をしています。その中で、こぎれいなカフェーを見つけてかき氷を食べ、娘さんが親げに話かけてくれるので、夕食は再びここに来ると勝手に約束します。
 ホテルに帰って、チョット昼寝のあと、ガイドブックにある有名なワットクット寺に出かける。祭で騒がしい村中を通り抜け、橋を渡ると大きな夜店群にでくわし、大勢の人中を遠慮しながら自転車を押して寺へ進みます。真っ白な門とアニメの様な2頭の馬、そして裏に黄金に輝く仏様、赤い仏殿(博物館)にがライトに照らされて幻想的でびっくりしました。大きなお寺が金ぴかなのは,寄進をすれば、来世はもっと良い生まれ変わりができるのですよ。お金と信仰を結びつけるのは不謹慎などはどう?? 西洋の免罪符より上品かも。





 さて帰り道、方向感覚ゼロのわたし、スマホ頼りに半信半疑でスタート点に帰りつき、再度お昼に目星を付けていた村娘のカフェに向かいます。あたりは大音響のカラオケが響き、村の衆が総出で宴会をやっています。村の小さなカフェな今夜は早終いでしょう。

 架設の大食堂では宴会や演芸会など村人たちで満員です。
そんなところに紛れ込む勇気もないので、結局一番はずれの食堂らしき中庭に入って、空いてる席にすわりました。
注文は、調理台のおばさんのところに行って、現物指示です。あれこれ頼んで、席に戻るとみんながいろいろ食べ物を持って来てくれます。 そのうち、小娘が出てきて英語でここはレストランではないとのこと、そうか今夜はお祭りで、町内のみんなが庭で宴会を開いているのでしょう。片言の日本語の出来るお婆さんもでてきて、なにやら話をしてくれますがよくわかりません。つぎからつぎへと食べ物はテーブルにいっぱいになります。厚かましくもビールなども催促していい気分です。


 最後は、みんなで集合写真をとってお別れですが、300Bhをお布施箱にほりこんで、帰ってきました。なんだか食べたような気になれなかったですが、明日の朝食のために、おこわを弁当にして持ち帰りました。村の人も日本から自転車できた客人に功徳の大歓迎ということですね。

2月4日 ラムプーンBからラムパーンC

 朝6時にロビーに行くと泊まりの4,5人がホテルがサービスのパンやちまきなどで簡単な腹ごしられをしています。我々も昨日もらったおこわと日本から持って来たインスタント味噌汁で朝食して、早めの出発です。
 今日はラムパーンに向けて73kで山越えをします。
道は緩やかな上りですが次第に勾配がでてきて、最後はトラックも低速で大きな音を立てて登上ほどの勾配です。標高750mの峠は最後は歩いて登りました。1時間ほどで峠に到着、交通POLICE Boxと水とトイレがあります。タイの警察は市民サービスが基本で、民衆を取り締まりする目的の警察はないそうです。2,3年前の大デモでも、警官の取り締まりなど聞いたことがありません。警官はお坊さんとおなじく尊敬されているとガイドブックにあります。

750mH峠の一休み
 峠くを越えると平坦な上り下りで退屈していると突如立派なフミポン国王の肖像と数頭の象の彫像がある門塀にぶつかりました。英語の表記Elephant Conservation(国立象保全施設)とあります。 何だろう全く予定していない施設です。Conservationが気になります。何をしているところだろう恐る恐ると中に入って行きました。


象の病院などの案内板もありますが、象の集合演技を見せる遊園地業務がメインらしいです。象自立訓練所でと理解しました。



象さんはとっても従順で、毎日が芸の訓練らしいです。
 考えてみるとこれは国立象虐待所かも。


 丁度お昼だったのでここで昼食。イチゴは登って来る途中、露天のおばさんさんから買ったのです。100Bhでたっぷりですが、うれて真っ赤なイチゴですが、少し堅くて酸っぱいのです。そうです、子供の頃に食べた練乳をかけてブチュブチュつぶして食べたイチゴです。

 3時過ぎワン川を渡るとラムパーンの町に入ります。古い町並みが続く商店街を通り抜けると、川沿にあるホテルRiver side GuestHouseに到着です。この地はタイとビルマの影響を受けところだそうで、古いゲストハウスもそのようでであちこちに民具が展示されています。
我々の部屋にも、古い衣装棚や飾りがあって雰囲気は良いのですが実用性は全くありません。さらに、気取っているのか、シャワーのシャンプーはなく、冷蔵庫、TVもない、ACコンセントも1つしかありません。共用ラウンジにはお湯のポットもおいていません。有料のビールやジュースには立派な冷蔵クロゼットがあり、何となくお高くとまった感じのゲストハウスです。(1,650Bh)
 簡単な洗濯をしようとした我々をしきりにたしなめる西洋人の女性がいます。どうもオーナらしい。気の毒そうにするタイの使用人が無言なのが気になりました。

 そうは言っても、カフェテラスの雰囲気と調度がいきとどいて、冷えたビールでぶらぶらと夕刻まで過ごしてしまいました。さて、夕食は少し下った処に同じようなテラスのレストランがあるとのことで出かけましたが、




それらしい服装をしたウエイターは英語が全く通じずカレー添える白米が通じません。二階の席には西洋人が数十名陣取っていたのですが、何を注文しているのでしょうね。

2月5日 ランパーンから汽車でピサノロークC

  ゲストハウスは朝食付きです。メニューをもって注文とりに来たので、アメリカンスタイル2人分を注文、他にと云うので、フルーツヨーグルトを注文しました。ところが、出てきたのは、ベーコンエッグとトーストのセットは一人分のみ。私の分はフルーツヨーグルト1椀だけ。どうも注文のしそこないらしいです。けったくそ悪いので私はヨーグルトのみの朝食となりましたよ。

左の椀がフルーツヨーグルト。

タイとビルマ様式の寺か?
 スコタイまでは山越えで170k近くあるので、汽車に乗ります。列車は11時30分発なのですが、朝食を食べ損ねた私としては、まずラムパーンの駅に行って朝食を食べる事にします。

駅はとっても立派な駅で駅員総出の朝礼を玄関前ででやっています。こののんびりさにも驚きましたが、日本式の朝礼にも、もっと感心ましたよ。いずれにしても、それくらい列車の本数が少ないということですね。ガイドブックによると、時間は正確とのことです。

列車の本数の少ない割には駅舎が立派です。
駅前にはSLが飾ってあります。
 駅前は噴水があったり、古い機関車が展示してあったりします。もちろん駅前食堂もあって、早速みんなが食べている椀を注文しました。糸こんにゃくのような麺が入っています。1椀40Bhが相場です。豚や鶏肉のが入っているスープ麺です。色は味噌色ですが、あっさり味のスープで何杯でも食べられます。量が少ないのがよけいにおいしくさせます。自転車の時は朝ご飯はたっぷり食べるのですが、タイでは街道筋には食堂が適当にあるので、時間に関係もなく腹が減れば食べるというのが、タイでの自転車術です。




  駅舎は改札などなく自転車のままプラットホームに入る事ができます。バンコック行きの3号車の乗車位置を駅員に確認して、その前で梱包します。
梱包はズボラして後輪を付けたままの簡易梱包です。実はこれが大変な事になるのです。

11時30分列車が入ってきて、女性の車掌助手に切符を見せ、私が先頭で乗り込んで自転車を引き上げると、黒い制服を着た巡査らしき男性が怒鳴っています。乗車はダメと言っているらしい。
駅員も寄ってきて、積み込んだ自転車をおろされました。えらいこっちゃ、どうなることか?乗せてもらえなければ2日間予定がずれるし、ホテルのない山道を140k近くを走らねばならない。へたな英語での交渉はこの巡査には通じそうにはありません。
しばらくすると、自転車は大きすぎるので最後尾の連結部から挿入せよと言っているらしい。駅員も手伝ってくれて、最後尾まで走って自転車を積み込みます。100Bhいるとのことです。我々は指定席に戻って列車は10分遅れのスタートです。巡査と思ったのは車掌さんで、後ほど100Bhの徴収にやってきて、領収書を書いてくれました。彼のポケットマネーになるわけではなさそうです。顔に似合ず正直なんですね。


 列車が走り出すとまもなく例の女性の車掌助手が水とスープとケーキらしき物を私たちに持って来てくれます。
味の方はそこそこですが、わざわざどうして?と思うのですが、別の駅で乗ってきた乗客にもサービスしていましたので、特急は食事付きということですね。長距離列車ですからこの列車はチェンマイ発-バンコック12時間ですので、夕食もでるかも。
 列車は山間部を走ると思っていましたが、大きく西に迂回して、広い稲作地帯を走ります。250kを4時間かけてピサノロークにつきました。途中、目的のスコタイに近い駅があるのですが、特急は通過です。
ピサノロークはスコタイ遺跡への観光の中継点として、特急が止まる駅ですが、近年は長距離バスのおかげか、寂しくなっている町です。ホテルやレストランも少ないです。
 我々の泊まったホテルはビジネスらしいですが、石の階段がすり減っていて、薄暗い廊下は閑散としてしています。それでも部屋は最近の改装で新しいのが救いです。 最もびっくりしたのはフロントの女性の不愛想ことで町の雰囲気を代表しているかも。
しかしこの町にも華麗な寺院がありました。出かけてみること大勢の参拝客でいっぱいです。




タイでは月に2,3回はお寺に行ってお祈りと寄進をして功徳を積んで来世の幸福を祈るとのことですが。夢があって良いと思ますよ。ただし、寄進のお金が必要です。
私は来世など考えないので、夢のない可哀想な人です。


 今夜もお祭りらしく可愛い少女たちがお化粧と衣装を着けて踊りの出番を待っています。

 夕食は、この町には適当なレストランらしきものが見つからない。駅前で夜市で麺を食べ、焼き鳥を2,3本買って、コンビニのビールで部屋で乾杯です。

2月6 ピサノロークAからスコタイB


 スコタイは寺院古跡の町でタイの仏教文化の発祥の地だそうです。ピサノロークからはわずか66kなのですが、稲作地帯の長い道路は随分と退屈します。車が少ないので音楽をかけながら走ります。




 街道筋にはこのような吾妻屋がほぼ4k置きに建てられています。いったい誰が使うのでしょう?考えるに大雨の時に冠水した道路から雨宿りするためだろうと思うのですが?
正解はどうでしょう?? 信心深い行政が、ひたすら歩いているお坊さんのために作っているのかも。
タイで初めて見るコンバイン
スコタイの町中です。
 スコタイの町を通りすぎると遺跡公園エリヤに入ります。
公園付近は、大きな観光ホテルは規制されているようですが、小さなゲストハウスはいくつかあります。

我々が予約したのは、博物館裏すぐのゲストハウスで、民宿と云った感じです。Booking.comであと3室と書いてあるので、慌てて予約したけれど、全3室のゲストハウスです。若い奥さんと両親の3人です。ご主人は出稼ぎで見かけません。 民宿らしく、気をつかっていてラウンジには珈琲やバナナ、お湯など備えてあります。昨日のゲストハウスなどより、歓迎の心が感じられ嬉しいです。朝食付きで1,188Bhです。
歴史公園の中にある我々のゲストハウス。

遺跡公園のメインに通りにあるレストラン
夕方、夕食に出かけました。




野菜たっぷりで大いに満足ですが
スパイシーでヒリヒリします。
宿に帰ってきても寝るだけですが隣の部屋の外人のTVがやかまし、もう10時過ぎです。河原君はすでに眠っていますが、私は腹がたってきて。部屋を思い切りノックして、
大声でどなりつけていると奥さんが心配して起きて来ました。
翌朝この男を見ると、かなりな大男です。何か言うのかと思いきや知らぬ顔で出て行きました。タイ人を見習って両手を合わせて出て行き給へ。

2月7

 本日はスコタイ遺跡公園の見物日ですので、奥さんの作ってくれた朝飯をゆっくり食べて見物の計画を検討します。
 まずはメインの遺跡公園の入場料は300Bhで自転車にはさらに100Bhらしい。 
我々は宿舎も近いので歩いての散策ですが公園は3カ所に分かれていて,やっぱり自転車が必要です。公園の南門より塀を乗り越えて、宿舎にもどって自転車をひきだし、今度は北側の遺跡に行きます。







数ある野立てアチャナ仏で一番気に入りました。
親子とガイドさんの自転車ツワー、小さい子供はお父さんの自転車にトレラーをつけて乗っています。楽しそうです。
自転車の団体さんは、ここまではこないようです。

3っある遺跡地区の小高い丘にあるこの仏像は、裏にはコンクリートでつっかいがしてありますが、あと数年の命のつっかいです。
丘の上のアッターロ仏 左斜め5°ぐらい傾いて心配

 今夜も同じレストラン、昨日緑のワンピースの彼女は今夜はボーイシュなスタイル。マスターならぬママです。
河原君はハーフのお姉さん.
好みが違うね。
私は若い娘さん
ヤシの実に詰めた炊き込みめし。
 料理はオーダーしすぎて食べきれない。と言うのもオーダーしていない炊き込みご飯をたべてしまったからです。最後に出てきた魚のあんかけとココナツスープはもうだめです。彼女を呼んで、一応文句を言うと、あっさり値引きしてくれました。ニューハーフのママ、さすがです。日本ではここで男に早変わりするかも。
最後に出てきたココナツスープと魚のあんかけ。
もうお腹一杯です。

ところで、この魚はアフリカテラピアと云って天皇陛下がフミポン国王に稚魚を50年前に送ったのが最初だそうです。草食で鯛のような味がします。河原君はこれの餌を扱ったことがあるそうです。

2月8 スコタイAからカンペットBへ

 今朝は5時起き6時半出発です。この時間は自転車では肌さむくかつさわやかです。
歴史公園の西端から旧道を行くと野中に荒れた遺跡が見えます。野ざらしの遺跡は朽ち果てるにまかせているのか、チョット心配です。


朝陽に光る遺跡群



西側の山は国立公園らしい。

 カンペットには田舎道を走ろうと、MyMapsで自転車ルートを選択するとほぼ直線でカンペットへの道が標示されました。西に迂回する県道と比べて10kも短いのです。きっとタイらしい田舎道と思います。西に迂回する県道を離れて直線の自転車道を選びました。最初は良かったのですが、だんだん道が怪しくなり、場所によっては赤土の道になります。雨でも降れば泥ンコ道でひどいことになることが確実です。
すぐ横に灌漑用の水路が走っていて多分洪水で道がつぶれて赤土のままになっているのでしょう。時速10k程度しか走れません。山側の県道を走れば、多分快適な走行になったと悔やまれます。
桜と思う並木が突然 南洋桜
ガンラパプルック
それでも、村近くになると舗装道路にでました。桜に似た並木道です。名前はネットで見るとガンラパプルックとあります。日本人が南洋桜などつけたようです。今からでもこの並木道を造ればきっと大観光資源になると思います。観光局に提言しますよ。
日本人が南洋桜と呼ぶガンラパプルック
ガソリンスタンド

 小さな村の店の前、架台に並べられた飲み物、バイクのお兄ちゃんがやってきて1本買う、そしてタンクに入れます。
瓶売ガソリンです。こんな売り方あるんですね。 
 道は一旦大きな道にでましが、すぐに間道に入り、またもや赤土の道などに苦労させられて、やっとカンペットの町に到着しました。銀行などがある賑やかな町通りを走りながら、すっかり歴史公園のことを忘れていました。
それより、見つけた銀行で、残り少なくなったバーツの両替に神経を使っていました。レートを聞くと空港より高い。念のために再度レートを書いてもらって3万円を両替します。計算書と現金を何度も確認してThank you! 実は昨年ベトナムの銀行で目つきの悪い叔母さんに、ごまかされて1万円損したので。最新の注意を払った訳です。

Webから拝借
 残念なことに、カンペットには歴史公園があって、寺院や仏像の遺構があるとのことのですが、悪路のMapsMeの自転車道を脱した気のゆるみで、すっかり失念していました。カンペット歴史公園
Clickして。

 予約のホテルは町から、さらに10kほど南に下った川のほとりのホテルです。翌日の行程は100k近くあるので、出来るだけ前日に稼いでおこうとしたので、こんな町外れにホテルを選択したのです。1,800Bh/泊で3つ星のMaeping Mango Rezortです。タイではリゾートの意味する処は一軒一軒が別棟になっているホテルのことを云うらしいです。ボロのリゾートでないリゾートホテルもあります。 昨年の11月に沖縄で、廃物コンテナーを並べたリゾートに泊まりましたが、さすがタイではそんな物はリゾートとは言わないと思います。

 居心地のいい部屋で、シャワーとビールでのんびりしていると、今更10Kも戻って歴史公園に行く気などすっかり無くして居眠りです。 このホテルも歴史公園の観光ために建てられたのでしょうね。本日はお客は少ないようです。

 歴史公園をパスしたので、夕食はせめて素敵なレストランを探して行って見よう!と、 TripAdviで検索して出かけたのですが、GPSの示す処は全く跡形もありません。荒れ果てた河原の草地です。やむなく帰ってきてこのホテルのリバーサイドレストランに入りましたが、思った以上に外からのお客も多くて賑わっています。TripAdviのレストラン検索は、要注意ですぞ。(廃業の更新がしていません)


このホテルには十数メーターの高いMangoの木があり受付の彼女がホテルのいわれをしきりに説明していましたが、
マンゴーの実がなる木のことか??Webサイトでは高い木と書いてありますが。

2月9日 カンぺットBからナーコンサワンCへ

 朝、6時に朝食と頼んでみると意外とあっさり承知してくれました。こんなお客は我々だけですが。
 自転車でやって来る日本人も珍のでしょう。出かけに写真を所望されてました。さて彼女のスマホに「日本人よ!」といつまであるのやら。
 日の出は7時5分です。2時間の時差のおかげでほとんど毎朝、日の出を見ることになりました。
今朝の朝焼けもGood!です。
タイらしい高床の家も素敵ですね。
サトウキビを満載したトラックが2,3台走りぬけます
 こんな田舎道を1時間ほど走ると国道に出でます。9時過ですが、食堂が開いています。早速の2度目の朝飯です。


このおじさんは日本で働いていたそうです。
カボチャの汁かけ飯。
ぱくつく河原君
裏は大きなため池で魚がいっぱい。
キャベツの皮で釣れるです。
街道筋はかご類の出店。
稲畑の向こうに現れた岩山、とっても不思議。
 変わった岩山をみつけたので、国道を左折して、どんどん山の方に向かいました。道標にWelcome Khao Norとあります。KhaoNorChuchiなら国立自然公園ですが、南部とのことですので違うのか?きっと麓の村まで行くとなんかあるような気がするのですが。

 思うにタイには国立公園がたくさんありますが、目的地まへは、行き止まりの道で、自転車旅では躊躇します。
思うに国立公園は、金ぴかのお寺群などよりずっと良いと思うのですが。タイ観光局の皆さん一考をお願いしますね。

2月10 ナーコンサワンCからChainNatA

  昨夜はリゾートと称する1星ホテルKlaeResortに泊まりました。昨日の1/3値段の620Bhです。部屋の狭いことは当然ですが、サービスのいい加減さは腹がたちました。

 たのんだ朝食は、近くの食堂からビニール袋に入れて届けて来るらしいのですが、管理人の娘の親父がボケているのか袋のままキャビンもって来ます。皿をもらいに行くと、もう一つ袋を出します。これでやっと二人分です。部屋で食べ終わる頃、娘が起きてきてスープがある。いらぬのか?おまえが注文した分などとぬかす。
いまさら何だと腹が立つが、文句を言う英語が思いつかない、Fuck you!では何を怒っているのか相手がわからない。ボケ親父の管理の馬鹿さかげんを説明しなければならない。昨日もビールの件で一悶着あって、文句を言うと、うまく言いのがれられてしゃくに障ります。これで2度目です。

 さらに出発の時に、この生意気な娘のスマホの記録用にポーズをさせられて実に不愉快です。今でも腹が立たちます。今まで、海外旅行は相手の善意のおかげでThankYouだけで良かったのですが。意に沿わない事に反論しないのは、自己主張出来ない日本人の特徴だそうです。若いあなたはそんなことはない??
最も日本でこれを下手にやると命がやばいことになるかも。

 ところで、今日はChainNatという「Bird Park」のある町まで63kです。Bird公園に期待してます。キット可愛い小鳥がさえずっているのでしょうね。
 長くて暑い退屈な道、この道を薄い草履でひたすら歩くお坊さんを追い抜いて、道路脇の木陰で休憩していると、通り過ぎたお坊さんが突如戻ってきます。何だろう?
木陰から写真を撮ったのをたしなめにこられたのか?

いえいえ、かけた背嚢から水2本を取り出して下さいます。ありがたくちょうだいして、おもわず200Bhを彼の托鉢袋に差し込みます。両手を合わせてお礼をしました。なんだか心が幸せになりましたよ。
 ChainNatの町の入り口にあるBirdPark
を案内意味する大きなオーム。このまま進むとホテルに着くので、国道を迂回して、田舎道を走る。予想どうりのタイの田舎道です。

お昼過ぎですので、大好きになった道端食堂、あるあるバッチリです。
これがタイでの標準ランチレストランです
 焼き鳥も焼き魚もある。ごはんはおこわです。
料理はエビとイカのスパイシーサラダ、そして焼き鳥

地鶏ですからとってもうまいと河原君が言います。
確かに食べごたえがありますね。
今まででどこよりも素敵なランチ。
願わくばビールがほしい。
 田舎道を楽しんで、いよいよBird Parkに到着、観光バス十数台、アジヤ人がいっぱい、小学生の団体。どうも様子が違う。入場券売り場もある。鳥の動物園のテーマパークです。

小学生の動物園遠足らしい
 あほらしい。アイスクリームを買って退散です。
そこから2Kmでホテルは立派なのがあります。フロントのおばさんは明日から日本旅行だそうで、とっても喜んでいろいろ話しかけてくれます。
冷たいビールと揚げバナバで乾杯。



Chainat Thani Hotel

 夕食はホテルのそばのやたら汚い数軒が集まった集合食堂ですが、グラマーで愛想のいい娘さんの店にしあした。料理もいいよ。
歳がいもなく、彼女のお尻が気になって。
2月11ChainNatAからスハンブリ郊外B

 地図の後半のA~E,Dの行程は予想とは違い結構変化に富んだおもしろい街道です。
ホテルを出るとすぐに大きなチャオプラヤ川を渡ります。この川はチェンマイの遙か北西の山から流れてきてひどく蛇行して、何度か我々も渡った川です。ちょうど朝陽が昇時で今までの朝陽の中で一番美しい景色でした。


朝陽ですよ。


  川の支流の田舎道を選ぶと細くなったり消えたりしますが、突如市場の中にでました。ゆっくり見物しながら走っていくと,
なんと象さんが買い物に来ているのではありませんか。


 象使いのお兄さんが朝ご飯を買いにでかけてきたのしょうが、鼻で品物を受け取るのがお手伝いです。
紐で引かれているのではなくフリーですが、象使いは鳶口のような物で、頭をつついてい操るのですが、象だって腹が立つこともあるかも。うちの猫ちゃんなら猫パンチで逆襲ですが。日本に帰ってきて象の鼻でしばかれて、タイ人の飼育員が亡くなったニュースを耳にしましたが。どちらも可哀想ですね。


  
市場を越えると長い灌漑用水の流れる道をひたすら南に走ります。この道は両側の田んぼに水を供給するために、農発車でポンプを運んで来て、この農発から長いベルトを引っ張って 軸流ポンプを回しているのですが、学生時代の機械設計の教科書のようでおもしろいです。 この軸流ポンプは移動が簡単で、任意の場所で水をくみ上げることが出来るのですが、日本では水中ポンプですが、電気が必要です。農発で発電機をまわすか、ベルトで直接ポンプを回転させるか?どちらが効率が良いと思いますか?当然ベルトで回す軸流ポンプですね。?

 もう一つおもしろいのは、水田の向こうに椰子の木が何本も見える風景は、南国ののどかさの象徴ですね。今にもつぶれそうな自転車に乗っているおじさんも日本の一昔の前の田舎の光景で、懐かしいです。
巨木をお祭りしてあります。

村の外れの休憩所
村の外れの大きな木、精霊が宿るのです。タイでは珍しい自然崇拝です。
緑の畑は里芋畑でしょう。結構退屈しないで、スハンブリーの市内に到着。少しのんびりしたのか5時をすぎていました。
予定のスハンブリーホテルは大きくて立派なです。でも予約など知らぬ言われました。手持ちの予約ドキュメントを見ると、MuaanRsortと書いてあります。まったく覚えがありません。まさしく認知症の判定試験合格です。スマホで検索すると、インドだとでます。そのうちホテルの受付嬢がここから7.5k南にあると見つけてくれました。今日はすでに、100K越えて走って来て、もう夕暮れ、あとまた7.5kとは。近かそうな間道を選んだ結果、細い砂利道や、消えそうな畑中の道です。こんなところにホテルなんぞあるのかと心配になってきました。
やっと、細い川沿いの砂利道に看板があります。やっと到着、門をくぐると数棟が大きな庭に配置されています。

Muaan Resortの入り口
フロント
フロントでは数人で大歓迎をして、冷たい水を何杯もおかわりしてくれます。我々の部屋(コッテージ)へは、自転車に乗って案内してくれます。
せっかくのホテルですが夕食はありません。今日は、団体客がこの後到着して、宴会が始まるそうなんです。

外のレストランはなんと2k先にあるとのことです。真っ暗な夜道を
2k走るのは本当にあるのかと不安になりますね。着いた先はスナックバーのような感じでウエイターは、男性ニューハーフで、ビールをお酌してくれますが、チョット気持ち良くない。

2月12Do Phei C(カンチャナブリー手前60K)

 朝食は,ディナーが無かった分いっぱい出してくれました。皆さん我々に興味深々です。日本から自転車でやって来きた変わった爺さん達と言うことです。

最後はみんなで記念撮影、また来てね!
このおじさんは日本で働いていたそうで、いろいろ世話をしてくれました。

 今日はカンチャナブリ手前のBo Phoiのリゾートホテル
At Muaung Ploy Resortに行きます。地図上では何となく山の中のホテルと言った感じで期待していましたが、
ところがどっこい、変哲もない県道が長々と続いてうんざりです。
Bo Phoi町にはいいて、スマホの指示する地点に到着しましたが、大きな雑貨屋の前です。近所を探してもてもそれらしいホテルはありません。仕方がないのでその雑貨屋のお姉さんに聞くとわざわざ使用人に命じて車で案内させてくれました。ホテルは、来た方向に1k戻ったところにありました。
At Muangployは@Muangployと変わっています。
GoogleMapの位置ではない。
@MuangployResort


 それも新築の住宅群です。そうでなんです。これがリゾートです。部屋は最新式の設備があり、テレビは大型でシャープです。まだタイではシャープのテレビはメイジャーかも。

新築のコッテージ群

 この新築のリゾートはすごく立派なのですが、近所にはまとな食堂はなく、広い道路に立派な看板が出ているレストランに行くことにしましたが、すぐ近くだろうと思ったのですが夜道を何度も曲がって30分以上かかって到着です。町外れで付近には住宅しかない寂しいところですが、100席以上ある立派なレストランです。地理をしらないの我々ですので、きっと付近には何か立派?なお寺があるのでしょう。

2月13BoPhi CからカンチャナブリーDへ。

竹筒飯を作るお店
  朝ホテルを出てから2時間もすると、お腹がへってくるので、街道筋の食堂はどこも竹筒飯の店ばかりで、今までのような食堂はありません。店先で竹筒を並べて火にかざしている店でたのむと、おばさんが金槌で竹を割ってくれます。
食べて見ると餅米とパイナップルの炊き込みご飯で、やたら甘くてどうもいただけません。量も少なくて不満足です。竹の焼けた香りがついて高尚な味がするのでしょう。近所の人たちが時々買って帰ります。この地の部族の伝統的な意味があるのでしょうか。およそ美味しくもありませんが。台湾の山奥でも竹筒飯を見たことがありますが、たしか鍋で煮ていました。この場合竹筒は再可能できるのですが、昔、鍋,釜が無かったころの伝統かも。あるいは弁当箱の代用か?

 さて本日の行程は、
 カンチャナブリーに直接行けば50kほどですが上流の自然公園近くまで遠回りして、行くことにしました。地図ではカンチャナブリーから上流の大きなダム湖に行く道で、きっと自然の奥深い道だとかんがえたからです。


ところがです。灌漑用水の整備がない荒れ地の畑で、この時期は殺風景なものです。途中私設サファリパークなどの看板があがっていますが、人気けは全くありません。
あと50kほど上流行けば滝のあるダムの国立公園に行くはずですが、早々にあきらめてカンチャナブリーに引き返しました。


 カンチャンブリーは「戦場にかける橋」の映画のおかげか実に沢山の見物人で賑わっています。
***
戦場に架ける橋の今。当時は木造です

近くに戦争博物館とあります。中身は寄せ集めでの見せ物小屋程度で残念です。
詳しくは次のURLをClick
http://ktymtskz.my.coocan.jp/agia/tai.htm
 映画の戦場にかける橋のような物語ではなく連合軍捕虜の悲惨な歴史で、日本軍とっては壮大な木造建設工事であったことを知るべきでしょう。
日本の慰霊碑
市内にある連合軍の墓地のおびただしい墓石は未だ訪れる遺族にとっては捕虜になっても、どうして死ななければならなかったと苦渋の涙をさそうでしょう。もちろん日本軍の慰霊碑も遠慮がちに小さくあります。

それにくらべて、戦中戦後のタイ外交の巧みさは学ぶべき物があります。
連合軍墓地

 今夜のホテルは川の中に浮かんだゲストハウスです。
最初思ったよりもよくできたゲストハウスです。ちょっと部屋は狭いですが。


フロントでバンコック行きのバス停を聞いていると、2人ずれのバックパカー が恐ろしいほど荷物を積んでやってきました。あとで、部屋が近くでしたのでちょっと聞いてみました。ヤンキーガール思いきやフランス人だとのこと、明日はツワーで大きな滝に行くそうでバスが6時の出発とか。
なるほど、我々が今日、途中で引き返した道の先にある大きなダム湖の滝のだと思います。そんなパックツワーや、
泰緬鉄道の廃道を行くツワーもあって、ここは手軽なアクティビティの出発基地で、みんなが戦場の橋を見に来ているわけではないのです。

馬鹿でっかい荷物に似合わない彼女たち
沈みゆく夕日をみながら何を思う
実は何も思っていません。

2月14日 カンチャナブリーからバスでバンコック

本日は自転車の旅としては最終日です。というのもバンコックに入る道路の混雑さを考えると、バスで行くことにしていました。前日にバスセンターまで行って各方面に出るバスの乗り口で、明日のバンコック行バスで自転車を積めるかどうか聞くとOKと云うことでした。(大型バスが止まっていましたので)
 午前中は対岸の洞窟寺院に行ってみることにしました。


興味があったのは、戦時中日本軍が倉庫に使っていたそうですが、行ってみると相変わらずの金ぴか仏さんが寝ていらっしゃいました。
特にほかに自転車で行けるところもないようなので、早めに、バンコックに行ってホテルでのんびりすることにしようと言うことにして、バスセンターに行くと昨日の乗り場はマイクロバスしか止まっていません。自転車??とんでもない載せることはできないとすげない返事。

 あっちに行けというけれど何のことかわからないですったもんだしてると、別の会社の窓口につれて行ってくれました。12時にここで待っていろとのこと、見渡しても大型バスの出入はありません。昨日は大型バスばっかりだったのに、切符はどうするのかバスで買うのかと不安ですが、30分ど前に再びいくと切符を売ってくれましたので、一安心です。多分午後には帰る観光客のために大型ばすが出るのかも。大きな看板の時刻表には沢山書いてあります。
交通警察の案内窓口があったので、昨日聞いてみればよかったのでしょう。危ないところでした。



12時にバスがやってきました。ところがです、下のトランクルームはダンボ-ルの荷物がいっぱい。もう一つのトランクもいっぱい。一瞬ダメか思いきや何とかわずかの隙間に2台の自転車を詰め込みましたよ。やれやれ一安心です。 これは長距離バスでどこか遠くからやってきたバスですでに乗客は8割がた乗っています。
Mochit 北バスターミナル。
ろくな案内もない。
埃っぽい高速道路を3時間あまり走って、バンコックの北バスターミナルに3時ごろ到着。タクシーの客引きが来ますが、我々の自転車を見て敬遠します。それでも必用に聞くといやいやながら800Bhなどいってさっさといなくなりました。

 埃だらけの場所で自転車を組み立て、遅い昼飯をと食堂を探しますが、午後の休憩中です。バスに乗りしなに水とパンをくれていましたのでこれを飲み込んで、バンコックの中心まで12kを走りだします。高架の高速道路は自転車は走れませんので、一般道を行くのですが、Naviでの道は曲がったりくねったたり逆行したりで、車とバイクの洪水の中を分け入って走ります。2時間近くかかって目的の付近の超繁華街に到達しましたが、長々した英語名のホテルは、誰に聞いてあっち、こっちと行ったり来たりです。ようやく英語のわかる人が丁寧に教えてくれました。
ゾウの小さな看板のあるところを入ったところだということ。この看板をよく見るとRoyal Ivory Sukhumvit ***とあります。Ivoryは象牙ですのでゾウのマークは気が付くのが当たり前ということか?Booking.Comの入り口写真はホテル看板を写すべきです町中の中小のホテルの入り口は、大体ごちゃごちゃしたところにあるので、ホテルの入り口かわかりませんよ。

2月15日 自転車ではありませんので、ブログはこれでおしまいにしますね。

バンコックの水上バスで王宮あたりをぶらブラというより、暑さと混雑でうんざりです。建物は立派です。夜JACCの山田さんご夫婦と会食。

2月16日 アユタヤに行く。






 ただ一つご忠告、アユタヤに行くのは泰鉄が良いと思います。間違っても北バスセンターからはやめた方がよい。
理由はMRTの駅からバス停まで歩いて1時間かかる。
バス停は、アユタヤ行の乗り場表記がないのでうろうろさせられる。バスはマイクロバスで、荷物の運送もかねていてよく止まります。バス代が60Bhで時速100k走行は身の危険を感じます。
汽車なら20Bhで1時間半 のんびりタイを感じられます。
ただし、時刻表をしっかりチェックしておくこと。

2月17日 バンコックの国立博物館へゆく

 午前中王宮近くの国立博物館に行きました。大したことはありません。私見です。 午後お土産を買いデパートに行きましたが、ドライフルーッを買いたいのですが、全く英語が通じません。受付に行くと4人ともスマホに夢中、お客だと思ったのですが全員受付嬢です。ビックリです。各階の売り場の一覧も見あたりません。 なんとか常識を効かせて、食品売り場に到着です。


 帰りは、深夜便のタイ航空で関空朝6時半着これは効率が良い。空港へは自転車の積み込みのため、ホテルから専用のワゴンタイプのタクシーを頼みます。600Bhです。一般にタクシーは小型車しかないので、ホテルに早くから頼んおくと安心です。泊まったホテルはボロですが、フロントに朝食やバーなどあって便利です。お勧めです。
フロントのお姐さん日本語が得意です。参考までにホテル名は、Royal Ivory Sukhumvit naphtha comphas hospitality
怖ろしく長い名前で,現地の人にはわりません。勿論タイ語の表記もないようです。

Bangkok Sukhumvit Air port

一寝入りすれば朝は関空です。それではお休みなさい。















コメント

  1. コロナパンデミックを無事に乗り越えタイの旅行を楽しまれたようですね。投稿を楽しく拝見しました。川原さんとご一緒でき旅を楽しまれたことと思います。私は昨年5月TREK7.4FXでスペインを走ってきました。次の旅の便りを楽しみにしています。

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