NZ 北島 2017/11


オハクニのロッジから見たトンガリロ Mt.Ruapeph 2797m
 NZは4年前の南島に引き続き北島に行くことにした。
日本の晩秋の11月南半球では初夏です。
11月1日出発Auckland YHA city
自転車で走るの丘陵は見渡す限り燃え立つ緑、高山は真っ白な雪、日差しはすっかり夏でも、風は冷たく心地よい。
4年前の南島は2月で季節は真夏ですが、ほとんどが枯れ草原でがっかりしました。でも今回の11月は素晴らしい緑の国です。楽しみです。
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旅行の計画
 4年前と比べて随分計画と実行がインターネットの利用で格段に楽になりました。多分ネットが発達しただけではなく、自分のネット力が格段に上がったのでしょう。
具体的には。
1.オフラインマップMaps.Meの利用
 計画時も実行時も大変有効です。4年前は存在を知らなかったので、度々Google Mapに惑わされました。もっとも使い方次第ですが。

2.宿泊予約はBoocking.comでやります。こんな楽なことはない。計画も実行時も安心して宿泊予約ができます。
4年前は、i-siteだけが頼りでしたが、pm5時にクローズですので結構不便です。
3.長距離バスinterCityの短距離利用。今回利用する計画はしていなかったのですが、実際50%以上利用をして楽くしました。
4.旅行者用SIM 4G購入しましたが、意外と早くなくなりますので、WiFiを利用して容量を節約したほうがいいです。
 巻末に、Maps Meを使って旅行計画の立て方を説明しますので、興味のあるかたは試行してみてください。ガーミンなみに使えるますよ。

10月31日

関空から羽田経由でpm10のNZ92便に乗ると翌日pm12:40にオークランドに到着です。
羽田出発
実際出国の税関申告のあと荷物検査などがあって、出てくるのに2時間ぐらいかかります。私は植物検疫が厳重でテントを見せろと言われて、新品だと云って通してもらいました。農業国ならでの厳しい検査です。ロビーに出てすぐにVoda
foneのSIMを買ってとりあえず安心。乗り合いのシャトルバスは44$/2人でYHAcityまで送ってくれます。

リムジンのSky Busで近くのバス停で降ろされても、荷物同梱の自転車バック23kgを引きずっていくのは大変ですので大いに助かります。
YHAでチェックイン。早速自転車を組み立てて、近くのーに買い物。河原君と二人だから、ワンパックの量を気にすることはない、念願のでっかいステーキを買って夕食。一人だと量の多いワンパックに躊躇しますね。

11月1日

 9時過ぎまで寝ます。最初に翌日2日から出発のために郊外電車のブリートマート駅に行って自転車を載してくれるか確認に行きました。パキングなど全く必要ありませんね。あとは、フェリー埠頭から海岸沿いを南に走っみたり、反対の北の動物園に行ったり。オークランドは神戸のような港湾都市でクライストチャーチなど全く田舎町ですね。
赤い建物がフェリーのオフィス。



4時に閉園で外側も見ただけ。
 11月2日

いよいよ今日から旅の始まりですが、郊外電車でパパクラまで輪行するので時間の余裕がある。近くのウインター公園にある戦争博物館に寄って行きます。




先住民マオイ文化の展示は立派なものです。

初めて知ったのですがスピットファイアはロールスロイス水平対向12気筒エンジンで長いので操縦席は随分と後ろにありますね。 ゼロ戦は星形複列14気筒で短いので操縦席は前にあります。
 ゼロ戦の展示もあります。解説は整備士が遅らせて終戦となって特攻予定の准尉が命拾いしたエピソードが書かれていましたが。




11時ごろブリストル駅に行きパパクラまで輪行です。大きなエレベータでB2の改札まで行くと、自動改札脇の有人ゲートからプラットホームに出ます。

は何の苦も無く入れます。日本のチャリダーにとって夢のような車両です。自転車は4台まで積み込めます。


20kmほどのパパクラには40分ほどで到着。
ここで狭軌の電車に乗り換えるとさらに20km先プケコヘのまでいけるのですが、余り楽するのも恥ずかしいので、残り45kmを自転車で行くことにしました。

パパクラから終点プケコは狭軌線に乗り換え。
瓶掃除の瓶ブラシそっくりな花??
名前はブラシの木
プケコヘの町を過てワイカト川を渡る。

26Punga PungaあたりがShekinah farm
Papakura駅からPungaPungaのFarmBBH 76kmそしてRagalan 81km、バスでHamiluton あくる日バスでOtorohangaへ そこから自転車でWaitomo 24Km


後15kmほどですが、これが意外としんどい、丘陵の続く牧場の上り下り。長い上りにうんざり。これが北島のロードの特徴だと、後になってわかります。やっと目的のBBH Shekinah Farm のMapsMeの到着地点に達するが、廃屋の様子。周りには尋ねる家もない、つながるかどうか電話をしてみるともう10mほど先の下り坂の途中が入口とのこと。
BBH Shekinah Farm からみたプケコヘからの道
走って来た道は川向こう40kmです。
ロッジの叔母さん、とっても親切
まさしく農場で、ロッジは3,4個あるが、キッチンはありません。叔母さんの狭い台所を使うことになります。付近には売店など全くないので、おばさんの冷凍庫からわけてもらいます。ビールも1っ本だけありました。

 11月3日

 明け方はかなりの雨、覚悟をきめて起きたけれど、7時ごろは晴れだしました。後の4日ほども夜中雨、朝晴れという不思議な気象です。
 丘陵の牧場地帯を下てハミルトンへ行く道は沼や川のあるなだらかな道、しかしながら腹が減った、BBHでは昨日の残り飯を食べただけ。羊君がうらやましいです。



道は売店などは見つかりません。途中バックパッカーの男性と2人組の女性のバックパカーを追い抜く。一体昨夜は、どこに泊まったんだろう?荷物からすればテントかも。
しばらく行くと、田舎に珍しい大きな建物に出くわしました。サイロかも思うが、ハントリー発電所。NZ最後の石炭発電所で2019年には閉鎖されるとのこと。NZは自然エネルギーで今後はやっていけるとのこと、特に地熱発電が主力だそうです。原発など考えもないのがうらやましい。もっとも地震があるけど。

さらに行くと踏切に出くわします。KiWi railのハントリー駅と書いてあ
ハントリー石炭発電所
ります。Kiwi railはオークランドとウエリントンを結ぶ長距離路線ですが、特急が往復3便づつですが小さな町の駅には普通列車があるのでしょうか?どうなんでしょう?





彼女らはたぶん今日はハミルトンに行くのでしょう。
売店があったので、クッキーを買って一息。
ハミルトンへの道から分れて、西海岸のラグランに向かう、雨が振り出す。5時過ぎにラグランに到着。川を挟んで細い橋が
ホリデーパークに掛かっているが、橋の入り口が何度繰り返してもわからない。川岸の細い歩道にから出ていることをやっと発見。
Webから拝借した町とホリデーパークを繋ぐ橋
町にはスーパーもあって充分な食料を仕入れる。キャビンは立派なキッチンもついています。ただし、トイレとシャワーは別棟で、一寸遠い。雨が降っていて寂しい限り。
夕食後、隣の住人の高校生達とビールででたらめ英語で談笑します。

與那領の高校生達ですが、あてなしでビールをよく飲むね。

 11月4日

  苦労してやってきたラグランはサーフィンで有名らしいが、海岸を散策するには、夜半からかなりの雨とても見物どころではない、ましてやこの雨の中、94km先のワイトモ洞窟まで走る勇気も出ません。地図を見るとハミルトン経由にすれば距離も短く楽そうです。そういえば昨日近くにi-Siteがあったので相談に行く。なんとここから46km先のハミルトンまで路線バスがある。またハミルトンからワイトモ近くのオトロハンガまでバスが出ているとのこと。
そこでハミルトンに一泊して、次の日ワイトモまで行くことにしました。バスの切符は中で買えばいいとのこと。自転車も持ち込みできます。やってきたバスの運転手はチョット嫌な顔をしていたけど。
ハミルトンに着いて、i-Siteで今夜の泊を探してもらうが、なんとフットボールの人気の試合があるとのことでどこも満員。1時間以上もかかって探してくれました。なかなか見つからないので、一時は駅で夜明かししようかと思ったりしたのですが。係りの女性は日本に行ったことがあるとで、とっても親切でした。「なんなら貴女のところに泊まっても」なんて云うところでしたよ。
アコモは川向うのモーテルで、古いが快適です。夜はカレーを作りました。そしてNZワインも。やっぱりごはんがなくっちゃー。



 11月5日

 昨夜は花火の音が遅くまで鳴り響いていました。朝、起きてみると、庭は車で一ぱいです。宿泊客は大部分がマリオの人達です。
朝食を済ませて、ハミルトン公園によってみました。




広くて立派な公園ですが、バスの時間もあるのでザーッとみてバス停に急ぎました。そこでちょっとしたアクシデント。河原君が自転車のペダルで膝を強打したとのこと。余り気にしなかったのですが、後々階段に上るのもつらいとのことになりました。自転車には乗れると云う。

 バスターミナルに行きオトロハンガ行のバス乗り口を探しますが、一向にわかりません。昨日乗ってきたバスの運転手に聞いてもあっちこっちとよくわかりません。やっと親切な女性の運転手がinterCity busだと教えてくれました。閉まっていた切符売り場がたった今、開いたのでほっと安心です。interCity busなら昨日予約をしておけばよかったのです。てっきり路線バスと思い込んでいたのです。



オトロハンガには11時過ぎに着いて、コーヒショップで昼を済ませて、ワイトモまで自転車です。 オトロハンガものKiWirailの駅なんです。





ワイトモケイブまでは10㎞余り、のんびりした田舎道、途中でキジを見かけました、飛べない鳥タカヘかも?七面鳥?もうすぐクリスマスどっから逃げて来たのでしょうか?


ワイトモケイブの中心はi-Siteを中心にホテルやBBHなどが5,6件集まっています。早速翌日9時の洞窟ツワー(66$/人)を申し込んで、予約のPakaBBHいきましたが、近くに全く食料品店はありません。ガイドブックには1軒あるとのことですが、スナック菓子程度しか置いてありません。 自炊は無理のようで、とりあえず夕食はレストランでハンバーガセット。
一体どうして食べるのでしょう。いくら外人が口が大きいとてこれはカブレない。
考えるにパンと具は別々食べるのが正解でしょうか?

 11月6日

 洞窟見学は数ヵ所あるらしいけど、ツワーは、朝9時に集まってマイクロバスで出かける。小山に小一時間登って、洞窟のそばにでヘルメットをかぶりいよいよ洞窟へ。土蛍とは芋虫の尾っぽが光って、尻から出る透明の粘液糸が反射で光る訳、この光で昆虫を捕食するらしい。こんな沢山の土蛍を養うだけの昆虫は成虫になって飛ぶからでしょう。自喰ということでしょう。
洞窟は途中ゴムボートに乗り、天井に張ったロープを引いて進みます。天井の土蛍は一面星空のよう輝いています。写真は長時間露出が必要ですので、とても撮れませんね。
 したがって、下の写真は後ほどのワンガヌイのYHAの主人がわざわざ送ってくれたのです。


写真より実物の方がもっと美しいでしたよ。

洞窟から出てくると、珈琲のサービスがありました。
2泊の予定でしたが、他の洞窟を回るより、食料がないので、10㎞先のi-siteiテ.クイティに行って泊まるととにしました。
ワイトモi-siteでニュープリマウスへのバスの予約してから、アコモはBooking.comで予約しましたが、行ってみると中心のi-siteからわずか2㎢ですが、結構な登り坂です。
ラグビーチームにこの町の名がつけられて
 ところWkipediaで調べたのですが、この町は羊剪断チャンピオン大会の町だそうで、年に一度選手権が行われるとのこと。剪断の意味は首ではなく、毛刈りの事でしょうね。思うに、この町の見どころはほかに沢山あるようですが、地球の歩き方には書かれていません。せめてi-siteに町の案内のパンフを置いておいてほしいものです。ほかの町のi-siteも同じです。


羊剪断大会チャンピオン像

 11月7日

  10時のバスに乗るべく坂の上のモーテルを出たのですが、バス停で自転車を梱包し始めていて、水筒を忘れてきたことに気が付きました。取りに戻っても、往復30分もかからないのですが、面倒で放棄しました。アコモを選ぶ時、高低差なんて気が付かないですよね。 
ニュ-プリマウスまで180㎞、本来途中で一泊の自転車行程なのですが、河原君の足の具合もよくないようで、これを口実に私も出来るだけバスを利用することに大賛成となりました。もはや軟弱な私です。


 テ.クイティからニュ-プリマウスへのバスは丘陵の延々と続く長い登り下りを抜けると太平洋に出ます。自転車で90kmも走らなくてよかったです。以下車窓からの景色です。

350Kmをバスです。おかげで2日分行程が進みます。
Waitomo からTe kuitにでてバスでNew Primouseへ。さらにバスでWanganui 全行程バスです。




ニュープリマウスは、独立峰富士山に似たMtタラナキ2581mの雄姿を期待したのですが、あいにく2日間とも裾野すら見えない状況でした。ガッカリです。
ニュープリマウスのYHAは町外れの高台にありました。ここのおばさんはやたら親切と商売熱心で、次のYHAとバスの予約してくれましたが、翌日のバスは危うく乗り損なう可能性があったのです。

11月8日

夜半は雨、朝も曇り空、Mt タラナキをあきらめて、ワンガヌイまでバスで行きますが、YHで予約は、バスストップを近くに學校前にしてくれたのはいいのですが、やってきたバスは反対側のストップにとまります。慌てて荷物と梱包した自転車を50mも運ぶことになりました。運転手が急げ急げと催促します。反対側のバスストップは吹き曝しですので、雨が降っていれば最悪ですが、不幸中の幸いということ。

 ワンガヌイには昼過ぎに到着したので、i-siteに行って、オハクニまでの自転車トレイルの中間のアコモを予約しようとしたのですが、予定した自転車道路は通行止めで土日しか開放してないとのことです。押していけるかと聞くとはっきりしない。思案の結果、またもや国道をバスで行くことになりました。今までのところ、毎回苦労して積んでくる 自転車は、バス停からアコモまでの超短距離を乗るだけということです。チョット恥ずかしいです。

 この町ワンガヌイは、水上交通の拠点として発達したそうで、この上流にはトンガリロ国立公園があるので、途中まで蒸気船に乗せてもらえば、なんて考えたのですが。
乗り場に行ってみても開店休業のような感じです。土日でないと、乗客も集まらないのでしょうか?

ところで、ここのYHAに行くと、チェックインには4時以降とのことで、荷物をおいて市内見物をしました。 まず対岸の高い丘の上に立つデュリーヒルに登ことにして、長いトンネルを進とエレベーターがあります。ちゃんと運転手もいて、2$の料金で、自転車もOKです。さらに石つくりのメモリアル塔があります。グルグル回って登りました。上には愛の錠まいがちらほら。
下りは自転車で直下降と思いきや、谷があって何度も聞かないと下れませんでした。

 4時過ぎになって再度行ったワンガヌイYHAは母屋は立派なお家で、こんなお屋敷に泊めてもらうのかとびっくりしましたが、広い庭にはロッジが幾つかあって寝室はそこです。キッチンやダイニングは母屋です。客は我々だけらしい。

オヤジさんは大の自転車好き
11月9日
Whanganui からバスでOhakuniそして自転車でNational Park まで40km
Trangi まで50km。さらにTaupo まで54Km。次にRotorua まで83kmで全行程には自転車。やっと面目を施しました。

 朝、出発準備をしてると、ご主人が出てきていろいろ話をしました。彼も自転車は大好きとのことで、我々が最初の計画で川沿って、登ろうとしていたのですが、反対に山から海までマウンテンBikeで一気に下るのが推奨コースだそうです。登らなくてよかったのかも。
オハクニメインストリート
 10時過ぎに出発したバスは、お昼にはオハクニに到着しました。雪山を背にしたこの町、平屋とアケードの町並みはマカロニウェスタンの感じのする町です。
宿は町から2kmほど北の牧場に面したOssies Motel ロッジです。トンガリロ国立公園の山々が輝いています。




 寝室は2階で窓からは雪山のみえる素敵なログハウスした。

夕食は鮭の黒コショウステーキです。ワインもいいよ。

11月10日

トンガロイのNational parkまでは40kmほど、高低差もさほどありません。やっと本格自転車の出番です。


昼過ぎにはBBH兼YHAに到着したので、荷物を降ろして付近を散策しました。

Mt.Tongariro19767mで右は雪をかぶったMt.Nagauruhohe2287m
左はロンガリロアルパインクロッシングと名をつけられてトレッキングコースは有名で北島の観光中心です。もちろん我々はこれを旅行のメインに考えていたのですが、ハミルトンで痛めた河原君の足の具合が未だ回復せず、あきらめることにしました。
さらに残念なことがブログを書いていて気が付きました。

Mt.Nauruhohe2287はNewPrimousで見損なったタラナキと同じ形をした火山
それは、フッカッパパビレッジという山すそにビジターセンターやリゾート山岳ホテルもあって登山情報センターになっています。30,40分の楽なトレッキングコースもあったのです。1日の登山コースの事ばかりしか頭になかったので、登山を断念する前にもっとしっかりガイドブックを読めばよかったと残念です。
駅長室は看板だけです。
 そんなわけで半日をボルダリングのあるYHAのそばをぶらぶらするだけですごすことになりまりました。 Kiwi railの駅がこの高原にあるので見に行ったのですが1日交代で上り下り一本の列車がお昼過ぎに到着するだけの無人駅です。もっとも駅舎はアンティークなコーヒーショップになっていて、庭などが花がさき、赤毛のアンを思い出すような感じで出来ています。


赤毛のアンの到着した駅の感じ


YHAというよりBBHでちょっとサービスのわるい感じ。

11月11日

予定を1日繰り上げてタウポに行きます。2泊の予定を1泊キャンセルを申し込みましたが、ダメとの返事。
お天気もどんよりして寂しい感じ。


背景の山はMt.Ruapeph2797m


途中見たファッカパパレッジへの案内板もなんの気もなしに写真だけ撮る。我々は登山口にも行かないで外側の場末のBBHに泊まってしまったということです。
ほんとうに悔しいー。


この黄色の花の灌木はなんというのか。調べるとエニシダ
 黄色い花の灌木が一面に咲く タウポ湖への道は途中、トンガリロのきれめで、強烈な向かい風にあおられます。小一時間ほどで通り抜け、廃道らしき小道を通って、国道に出るとトンガの中腹かた噴煙が上がっている。
さらに進むと、タウポ湖の端トランギの町に到着。マス釣りで有名な村ですが、マス料理などはなく、昼飯はビッグうマックです。相変わらずのデッカさで、空腹でも食べるのに疲れます。 途中寄ったスパーでステーキを買いましたよ。本当はマスをと探したのですが。

宿はTroutBeck Fishing Lodge、大きな庭のある邸宅です。叔母さんが庭でバーベキューコンロで料理するように勧めますが、ごはんを炊く鍋が欲しいのですが、どうも通じません。絵をかいてもダメ、鍋はPanですがフライパンが出てきます。男の子が出てきて通訳してくれるのですがこれもダメ。結局コメを見せれば納得です。初めからコメを炊くのだといえばわかったのでしょうね。

 夕食をゆっくりっ食べていると叔母さんが出てきていろいろ話をします。相手をしていると時間がたって、食事中途でかたずけるはめになりました。食器は彼女が洗ってくれるというのですが、我々が引き上げると、彼女は自宅の料理をバーベキューコンロでやりだしたので、早く開けろということだったのかと、ちょっとおかしくなりました。

 11月12日

 朝早く、朝食の準備をしてあるとのこと、とってもうれしいです。親しい叔母さんの素敵なB&Bホステルです。
久しぶりで、朝ご飯にいろいろ食べて、まるで親類のとことに来たような感じです。丁寧にお礼を言って出発です。

表に出るとすぐそばの川でマス釣りのおじさんたちが準備をしています。今日は日曜日なんです。こんな住宅のそばでマス釣りができるのです。もちろんフライです。

車を降りて、橋を渡って上流に出かける二人、楽しそうです。
タウポ湖にそそぐ
この辺の小川はほとんどがマスがいるようで鑑札さえ買えば気楽にマス釣りができるようで、本当に幸せな男たち。

 そんな釣り姿をみてのは自転車を止めていると、お腹がへっけ来ました。朝、叔母さんにチョット遠慮したので。
ちょうど、浜辺が真っ赤になっているところで昼飯。と云っても、昨夜炊いたご飯の残りにみそ汁をぶっかけて食べます。
真っ赤なのは水草です。
この類の昼めしは、たびたび食べることになりましたが、結構やくだちましたよ。ご参考までに。
この赤い水草は北海道の能取湖にも見あったやつです。それに周りの石はすべて軽石なんです。記念に一個もって帰ります。
 タウポの町に近ずくと湖畔は明るいジョギングコースになっていて、気持ちの良い午後の散歩や運動を楽しんでいる人達にすれ違います。
アコモは、中心部のi-Siteから少し戻ったコニートモーテルです。


 夕食は町のスーパーで大きなステーキを買いワインで乾杯。2泊だから沢山食材を買いました。

  11月13日



 タウポは北島火山帯の中心で、2泊を予定していました。まず、ガイドブックによればワイラケイ.テラスという「階段状になった温泉がもうもうと流れ落ちる」を期待し登っていく。
ところが本来の道順でなかったのか、高速道路の中を走って前方にモウモウと湯気の上がる地点を目指して走ります。何本もの鉄管群を越えると蒸気の発生地点に到着

地熱発電所です。

地熱発電所Clickしてください。


そして、近くに温泉パークがある。有料であるから外から施設を見ていると、確かにテラス状になった小さな温泉の流れ見えます。なんだこれがガイドブックにあったワイラケイ.テラスらしいです。くだらん人造テラスなんです。どうりで走り出してすぐに、女学生に道を聞いたのですが、わからないとの返事はもっともです。



もう一つの呼び物、フカフォールです。
上流から流れた水がこの谷あいで急激に狭められ、激流となる。大勢の見物の人達です。

フカホールの激流を見る
 二つのガイドブックの見せ場にいささかガッカリして、下のキャンプ場に降りてきました。太陽と木陰の織り成す透きとうる緑の水、冷たそうでも水浴の人。西洋の名画に確かあったです。絵になるかな。 ガイドブックによれば、上流には川筋に温泉が出ていて無料で入れるところがあるらしい。


 なんだか期待外れのTaupoの観光、ガイドブックにはもっといろいろあるのですが。勉強不足でした。


 町に戻って昼食。お寿司屋の行列につられて、勇んでトライ。みそ汁なんてたのんだりして、期待100%です。「ウムーこれお寿司???」
すし飯は硬く、酢味は少々。ネタは焼き鶏、豚肉カツ ご飯巻きサンドイッチという感じ。
隣の西洋人の奥さん、「これ日本と変わらない?日本の味?」と聞いてくる。返答にこまります。Yes Delicious!



NZの変わり寿司。見た目はとってもおいしそう!
 11月14日
タウポからロットルアまでは83kmでほとんど下りだからお昼過ぎにはロットルアに到着。i-Siteは立派な民族式の建物で、両替があったので1万NTを交換。タウランガからコロマンデルに行くバスとさらにオークランドに行くフェリーはあるとのこと。



 ところで、スマホのVodafoneの電波が2日前から取れない、地方には電波が届いていないと思っていたが、どうもおかしい?河原君のスマホはデザリングの入れっぱなしため容量一杯になってダメということ、Vodafoneの店を検索するとモールの中にあったので、私のは無料でSIMの交換。2日後また不具合となったので、電源リセットをすれば回復することを発見。日本のスマホと相性が悪いようです。
うどん屋のコーナ
かき揚げとブロッコリーのうどん

 大きなモール内のフードコート、やっぱり目の付いた「うどん店」うどんのトッピングはかき揚げとブロッコリ
エビフライのラーメン
私のラーメンはエビフライ。
超まずい。こんなものがNZで売れるなら、私がシェフになって日本の味で大繁盛すると思うけど。不思議?
ダイナミックな間欠泉が見られるというサーマル.バレーに行くまえに、今夜のモーテルに寄る。値段の安だけあって、ビジネス用になっている。でも部屋は綺麗です。管理人はインド人で愛想は悪いが親切な感じ。
 一旦荷物を預けてサーマル.バレーに行く。入場料はマリオの踊りショーなど組み合わせるとかなりの値段ですが、我々は間欠泉だけです。別府より敷地は広いけど。





11月15日

2泊の予定の2日目。まずロープウェイに乗ってスカイラインへ、上がるとマウンテンバイクの道が下までついています。




中腹には競技用のジャンプ台などあってビックリ。


れから浜側に降りて、湖を回ろうと走りだしましたが、どうもペダルがグラグラです。締め付けても空回り、「えらいことです」3年前に、ペダルを締め付けるのをいい加減にしてネジ山が減っていたのですが今現れたんです。
サイクルショップは近くにあったはず。行ってみたのですが、1軒目は部品在庫がない。2軒目は忙しいからすぐに直せない。
CyCLE zone 07 348 6610
えらいことになりました。棒でも突っ込んで縛れば何とかなるかと思いながら、3軒目、ここの主人は簡単に引き受けてくれました。
前の2段クランクギヤーセットで取り換えとのこと、3時にはできるから、昼飯でも食べてこいとのこと。工賃を入れて90$でした。
いい加減なことをしておくと大変なことのなると大いに反省を下次第。山の中でなくて幸いです。おまけにこの地区はサイクルショップが沢山集まっている。本当に運がよかったんです。

11月16日

Rotorua からTauranga 55km は自転車,その後はバスでThames 経由 Coromandel
そしてFeryでAucklandに帰る。

本日はロットルアから海の町タウランガに自転車で行きます。
楽をしようと最短コース54kmを選びますが
牛の糞がやたら臭いが昼飯にする。
下り専門と思いきや結構な上りが2,3回、途中牧場の脇で夕飯の残りの飯を食べていると牛君が大勢寄ってきます。パンをやったのですが食べないです。「なんだ、そんならなんで寄ってくるの?」北海道でも同じだ。

 タウランガは港町でリゾート地でもあるらしいが、バスが早朝7時半とのことで町中のBBHを予約する。行ってみるとかなりの場末、入り口は細い階段のみ。2階からオフィスと宿舎Loft 109  自転車は表に用心のためこの細い階段を持って上りバランダに立て上げて施錠しろとのこと。朝は8時からでないとベランダは開錠しないとおっしゃる。早出の我々のために不承不承7時には起きてくれるという。さらにゴミの分別の注意をのべたててくれます。本当に鬱陶しいおやじ。


  ところでこの町の見どころはと聞くと、4km先の入り江の先のMt Manganui 232mとビーチだそうです。自転車を一階に下ろして走るが結構な距離です。
行ってみるとなんの変哲もないビーチ風景、あとでガイドブックを見たら、キーウイフルーツの特産地で、大きな入り江のおかげで屈指の港と、かつ高級リゾート地とのこと。納得できませんせんでね。でもメインストリートの観光客は大勢いです。



Fish&Chipを買って隣のカフェでビールを飲む。
 再び珍奇なロフト309BBHに帰って来て、自転車を3階にあげる。例のオヤジが来てなんか言っているけれど無視、3階のベランダは施錠をしないからどんなに早くても出発できます。
 夕食は、2階の狭いキッチンでオヤジの監視下で作る気もしないので外にでるが、場末でろくな店もない、トルコ料理だというカフェに入って注文するが、これが実にまずい。

要するにビシャビシャのキャベツの刻みにケバブをのせてある。水臭いこと。早々に持ち帰りのバックをもらって帰る。

 この地は1769年キャプテンクックが初めて訪れて、豊富な果物とマリオ娘達(これ私の想像です)の大歓迎を受て、豊穣の地と云ったそうです。
ガイドブックを読むと素晴らしいアコモが集中してと書いてあるが、このBBHの有る南地区はどうも下層地域らしい。表で浮浪者がゴミ箱からの布団を着て寝ています。

11月17日

朝7時半にテ-ムスに行くバスは、海側を走るのではなく内陸部のマタマタを通るコースです。
このマタマタからテームスまでは森林鉄道跡がサイクリングロードになっていて、村から村へと進むクラッシックなサイクリングが楽しめるとのことです。バスからは、川沿いの国道からところどころサイクリングロードの古い橋梁が見えたりします。少し残念です。

 バスはやがてテームスの町に到着します。コロマンデルの入り口の町らしくやさしそうな田舎町。ここでコロマンデルタウンに行くバスに乗り換えします。

バスがテームスを出発すると、道は狭い海岸の際にあって、自転車の走る余裕などありませんね。
 
それに海岸沿いの道から岬を越える高い山道に何度か上がり下がりしますが、そして眼下に見えるコロマンデル半島の複雑に入り組んだ入り江の景色は実に素晴らしい。バスは止まってはくれないので、思うようように写真が取れないのがとっても残念です。






到着したのはコロマンデルの町はi-Siteとは云わない旅行案内所があります。4畳半ほどの事務所でかなりのお年寄りの女性が一人で踏ん張っています。
フェリーの予約を頼むと、小一時間もかけて電話で予約してくれます。ところで、港はどこかと聞くと4時にこの前からシャトルバスが出る。
自転車が載せられるかと聞くと、再度問い合わせてくれますが、なかなか返事が来ないので食事に行くことにしました。


すぐそばに素敵なレストランがあります。メニューを見るとMusselsとあります. イタリヤ料理にでてくるムール貝です。



ーズとバジルを載せてオーブンで焼いたもの。 たくさん食べて、ムール貝のおいしさを初めて認識しました。




 アコモは町からたった1kmほどの農園の中、Tui Lodge というモーテルです。(Tuiは人とおしゃべりのできる賢い鳥)
入ると、オレンジが沢山なっています。食べてもいいそうです。下に落ちているのを絞ってジュースにしてみると、全くの甘いフレッシュジュースです。朝、4.5個を絞って朝のオレンジジュースとっても気にりました。 ほかのお客さんに教えてあげたのですが、トライしてくれないのはとっても惜しいです。
オレンジの実が沢山落ちています。




 久しぶりのカレーとってもおいしかった。
広い農園で、太陽を浴びて昼寝の午後は、まるで天国にいるような感じ。Face Bookの友達にメールを沢山書きました。 台湾の既婚20年の女性に新しい彼氏といらっしゃいなんてふざけたメールをだしたら、返信で怒らせました。このへんは日本人と夫婦感が違うのです。「ごめんなさい」と謝りのメール。

11月18日

 今朝は昨日と違って雨模様、天国のはずのTuin Lodgeも寂しい感じです。天国もお天気次第なんですね。 
さて、本当なら背後の山を越えれば東海岸のさらなる天国Whitiangaに行けるらしい。たった45kmですが途中400mの峠があり、未舗装なんて書いてある。天気も東側はかなりの雨雲。考えるまでもなくあきらめます。

  
し戻って、309ロードをとれば素晴らしい自然林にいけるらしいが未舗装とのこと。結局クーリー鉄道なるところに行ってみる。 マー子供の遊園地にあるだましのジグザグ登山トロッコです

鉱山歴史博物館

 帰り道に金の鉱山歴史博物館がある。
5$払って中に入るが、当時のいろんな器具が展示ありあります。僕たちが子供のころ家に戦前の民具が残っていたのを記憶していますが、結構同じようなものがあります。
一番感心したのは巨木を切り出す手引きハンド鋸。
町に帰って、Fish&Chipでビールを飲んで、雨も風もそこそこで、ロッジに帰って昼寝でもするか。

11月19日

フェリーの出るのは4時半。特にすることもないので、10㎞程先にある埠頭に行ってみることにする。
バスできたテームスへの道を途中右折し山側に行くと309ロードがあって、滝やカウリ.グローブという巨木のあるコロマンデルの自然に触れる道があるそうです。もっとも未舗装なんですが。 
反対側の海側に折れていくつかの入り江を越えると、フェリーの2つ目の埠頭があり、その先の道は私道で行き止まりで、2時間余り静かな入り江の砂浜や鳥たちをみながら昼寝です。

フェリーが到着するであろう桟橋には時々釣り船が帰ってきます。



帰ってきた一隻は大漁らしい、大きなクーラボックスを幾つも下ろします。家族総出の釣りらしい。
子供や女性も沢山です。聞くと3家族だそうで、陸揚げした獲物を楽しそうに分けています。
獲物はすべて大きな鯛です。オレンジ色をしていますのでちょっと日本の鯛とは違うのかも。お刺身や焼き魚にするそうで、
若い奥さんが嬉しそうに説明してくれました。

こんなに釣れるのなら、日本の太公望になたまらない出でしょうが。NZの人たちは魚はあまり好きではなさそうで、スーパには鮭しか出ていません、Fish&Chipもタラの切り身です。お寿司屋もサーモンほかはエビがありますが。焼き鳥やとんかつがネタです。だから魚の味は魚釣りの好きな人たちだけらしい

4時になると、町からシャトルバスで十数人の乗客がやってきました。船は4時半過ぎに到着。双胴船です。我々の自転車は船べりおけとのこと、鍵をかけたら外せとのこと、出発間際に船員がロープで固定してくれましたが、しばらくは外海らしく荒波を蹴立てて進みます。もちろんエチケット袋を配ってくれます。ちょっと気分が悪いです。翌日塩だらけの自転車を公園の水栓で洗うことになりました。
ACB(Base Auckland BBH)の対面の百貨店

オークランドのフェリー埠頭には6時半に到着。降りてスマホでBase Auckland BBHを見るが、なんとGPSが反応しない。高いビルに囲まれているからだろう。地図は出るが現在地が出ない。結局、通りの名を頼りに近くまでやってきたがわかりません。名前はACBという略称になっている。オフィスは2階でエレベータは行列です。大人数収容のBBHです。部屋はそこそこですが、キッチンはでたらめ。
フライパンは凸凹、コンロは半分が故障、コップやスプーンがない。たぶん皆が部屋に持って帰っているのでしょう。食事を作るのは戦争ですね。でも皆親切で譲り合っていますよ。要するに食堂やランドリの管理がでたらめです。 でも、さらに一泊追加したです。スカイタワーの傍で全く便利なんです。部屋は3階から9階になりましたが、シャワーと冷蔵庫まである立派な部屋です。たたキングサイズのベットが一つ、男同士でも全く余裕です。もちろん値段は一緒です。

11月20日

ハーバブリッジに行こうとフェリー埠頭から入り組んだヨットハーバーを北に進む。橋を渡ってデボンポートに行くつもり。でも自動車専用かもと思いスマホマップで道を調べるけれど、何度やっても歩道の気配が出ない。ガイドブックには、バンジージャンプや橋のアーチ部を歩くアクティビティーがあるようなことが書いてあるけれど?まさかアーチ部を自転車で行く?正平さんに聞くまでもない。


 結局フェリーで行くのが超楽という結論で、わずか運賃も6$ 時間20分のフェリーに乗る。ちゃんと自転車の置き場もあります。
 対岸の町の建物はビクトリヤ調の建物がホテルらしいが、昼飯には少し早い、Mt.ビクトリアと大げさな小山に登ってみる。 砲台があったりて、方向はオークランドに向いています。なんといっても向こう側の火山が面白い、
ランギットト島
多分ランギットト島でしょう。
 町に戻ってランチは正面のかふぇれりやが数軒ならんでいるが、呼び込みのおばちゃん誘われて席に着く。
やっぱりムール貝のワイン蒸しとチップスでビールを少々。このあたりのムール貝は緑色が貝殻についています。黒色ではありません。


午後、BBHに帰っると、連泊の部屋がか9階に代わっています。いい部屋です。

午後の昼寝の後。充分時間もあるので、海とは逆のマウント・イーデンの火山跡に行くことにする。

走り出して思うにオウクランドの地形は海岸部のみが平坦で、すぐに小高い丘が幾つもあって自転車で走るには結構面倒な感じ。目的のマウント・イーデンまで12,3kmですが結構な坂を2つも越さねばなりません。 おまけに麓の公園から190mほどのぼらされます。


ダベンポートの後ろがランギットト島

頂上の火口はすっかり草に覆われて深さ50mはあるかな?

Mt.Eden 190m
11月21日

本日はワイヘキ島に向かう。船賃35$ 時間40分ほど。
埠頭に到着する。島を一周するつもりで自転車を走らせるが、とりあえず昼飯のレストランを探す。
ありました、Oisuter innですたぶん島一番の繁華街オネロアにあります。
入るとまだ開店前で特別に入れてもらって、シェフのいらない岩ガキを注文。Oyster 5 each /55dozen の意味がわからない。とりあえず10個注文する。



とっても安いがワインの方が高いよ。




2回目の注文はNetの写真を示して注文する。白いところはご飯と思いきや、氷でした。12時になったので本格注文を取りにきたけれど、外の売店で立ち食いでもと出る。




アイスクリームの店がある。いろいろあって楽しそう。おいしかったです。




酔いをさますつもりで、近くの浜に降りで昼寝。美しい彼女は日光浴。
素敵ですね。こんな楽しい日は半世紀も前だったんですね。
オネロア湾


すっかり彼女に見とれていたが、気が付くと引き潮らしい。砂浜が濡れて美しい。

島を1周する気などすかり消えて、フェリー埠頭からわずか数キロ走っただけの海岸で満足して帰ることにした。







その晩は、スカイタワーに上ることにして簡単な夕食で済まして出かける。スカイタワーの入り口エレベータは2階と思うが、2階は賭博場になっていて、赤いネクタイの用心棒のおっちゃんが2,3人張り番をしている。一寸怖い。
そこを2度も入り口を探して行ったり来たり。しかし塔の構造から考えてみるとどうもエレベータは地下1階かららしい。


11月22日

写真の外人は神戸に2年ほどいたそうで、自転車野郎です。
朝、1ヶ月前に予約しておいたYHAに帰る。チェックインは午後になるので、とりあえず荷物を預けて再度どこかへ行こうと思う。
 さて、今日はもう行くところも思いつかない、最初来た時に行った海岸んをもう少し南にくだるとミッション・ベイという砂浜公園があるらしい。行ってビックリ、こんな近くに日光浴の浜があるとは、FaceBookの友のために女性の水着写真を恐る恐る取ります。




 このツーショットいかがですか。素敵でしょう。

 夜 お土産のチーズを買いにでます。YHAは結構場末の坂道にあるので、スカイタワーの近くのスーパまで行きます。

 チーズは農産国のメイン商品ですが、空港では一切売られていません。何か問題があるのでしょうか? 私は空港のセキュリティチェックでひっかっかり荷物を開けさせられたのですが、なんでX線検査でチーズが引っかかるのですか? 思うにちょと量が多かったので、プラスティック爆弾と思われたかも。

11月23日

 明日、日本に帰るフライトは10時半、8時には空港に行きたいので、近くのホテルに泊ることにする。都合のいいことに郊外電車で近くまで行けることを発見。
ブリーマート駅から南線でOtahuhu駅下車KIWI Hotelまで7.4kmです。ホテルに11時に到着荷物を預けて行く当てもなし、近くに小高い山があるのでとりあえずそこに。
マンゲレ・ドメインとうらしい。航空写真で見ると頂上が2つの窪みがあるので、火山だったのでしょう。麓で昨夜の残り飯をノリで包んで食べる。






マンゲレ・ドメイン

沼地に降りれるかと牧場の横の細い道は柵がしてあるがWelcome
と書いてある。自転車で下りていくと浜に到着。未舗装ではあるが整備された道、牧場と沼地の間を行くと、Watercare Coastal Walkwayの看板、なにやら小さなトレッキングコースのようです。





この先をもっと行くと、Anbery公園に到着するらしい。後でWebで知らべたら、小動物と人のふれあい公園らしい。写真では結構な広さの公園。惜しいことに途中で引き返してホテルに帰りました。




ホテルに帰って夕飯を考えると空港近くにスーパーがある。10分も走らないうちにいわゆる中華大衆大食堂がある。バックライトに照らされた50数種の料理写真を注文。聞くと閉店は4時までとのこと。危ないところでした。 ホテルに持ち帰って早めの夕食、結構おいしいです。


食事あとはたっぷり時間をかけて自転車をパッキング、23kmになるよう、カバンなど同梱します。意外と苦労する。日本から出しなのパッキングはもっと楽だったのに。
6時過ぎ隣の敷地から歌声がジャンジャン聞こえます。塀の隙間から覗いて見るとマオリの人た4,50人で踊りの練習です。面白いです。






11月24日
朝、7時やって来たバスはホテル間のリムジンバス。車内は荷物置き場の棚が3分の1、自転車は客室に持って上がります。数か所のホテルを回って空港には40分以上かかって到着。国際空港のラウンジは、随分と混雑しています。人のいるチェックインカウンターはありません。すべて自動チェックイン機です。最初に使った機械は、預け入れ荷物有りと入力すると、チェックインを拒否。しからば、実際の荷物を受け取っているブースに行くと、ノーとおっしゃる。理解できません。係りの女性に機械の前につれていかれて「ここでやれ」ということらしい。なるほど、この機械は「事前の申告荷物があるか?」Yesを押すと荷物用の例の長いタグが出てきました。これを荷物に巻いて、再び荷物受け取りブースに行く。「大きな自転車はあっちに」とおっしゃる。1時間もかかってやっとチェックインが出きました。日本もいずれそうなるか?たぶん優しいロボット嬢?となるでしょうね。
AM10時半の関空行きの直行フライトは、PM5時半には関空へ到着。時差4時間ですから正味11時間。
11月からは関空直行便ができて本当に楽ちんです。

あと書き

1)計画は全ルート自転車でしたが、実際は半分以上interCity busでした。南島と一寸違いました。バスでも結構面白かったです。
2)ニュープリマウスに回らないで、ワイトモからKiWi railに沿てNational Parkに行くルートの方が面白いと思います。
3)非常に残念なのは、トンガリロ登山に河原君足の負傷で行けなかったことより、ファッカパパレッジに泊まれば楽なトレッキングコース有ったのですが、失念していました。
4)戻って来たオークランドは、4日間もあったので、フェリーの利用で島めくりの他、郊外電車で容易に西海岸に行けたんです。ブログを書いていて発見。これも残念なり。
 過去の経験から「地球の歩き方」ガイドブックを現地に行ってもしっかり読み直すことを自覚していたのですが、今回も忘れてしまっていました。多分夕食後酔っぱらってすぐに寝てしまうからでしょう。

初めて、自転車旅行を計画する人ための余計なお世話。

1.計画はPCのExcelを使って、概略日程を一覧表にする。このとき宿泊地までの距離や高低差はGoogle Mapで調べる。アコモデーション(宿泊施設)はその地域でHotel検索すれば候補が地図上に出ます。
宿泊はYHA、BBH、モーテル、ホリデーパークがありますが、少し料金が高いが2人以上であれば、モーテル/ロッジが快適です。町の中心部から1~2km離れてた所は値段も安く、自転車旅行には最適です。予約は現地でBooking.comを利用。

2.概略日程表ができると、GoogleMapの姉妹編マイマップで具体的なルートを地図上に作成します。予定の宿泊施設や観光地点をマーキングします。

これをkmzやkmlに落として、アンドロイドスマホので読み込むと自動的にMaps Meにルート地図やポイントが書き込まれます。iPhoneの場合でも、リンクでMapsMeを検索すればMapsMeに落とせます。もっともオフライン地図MapsMeをスマホにインストールしておく必要があります。
MapsMeはオフライン地図で自転車旅行にはなくてはなりませんよ!




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